2012/12/04

Marketingのプレゼン〜日本に対する理解について

今日、Global Marketingの授業でプレゼンを実施した。昨晩は緊張と準備でまともに睡眠が取れず、終わってからどっと疲れ出た。昼寝から起きて再び授業に向かうのが辛かった。笑


この授業で組んだグループは総勢8名。僕以外にアメリカ人4人(コンサル出身やアフリカでの復興事業会社出身などバックグラウンドは様々)、ブラジル人、ベトナム人、それにタイ人。僕達はLinkedInの日本進出に関するマーケティング戦略の変更を提案した。ざっくり言うと、アメリカとは商習慣も文化も違う日本において、如何にLinkedInはマーケティングを行うか?という内容。プレゼンが終わってから沢山のクラスメートから質問や意見をもらった。みんなから日本に対する興味をストレートにぶつけられて嬉しかった。


最近、よく感じる事がある。世界中の人達はまだまだ日本に関心があるし、尊敬もされていると。ケーススタディでも日本の会社の成功事例が頻繁に出てくるし、最近まで世界でGDPランキングは2位だった。こういった例だけを見ても、日本の国のサイズの(物理的な)小ささを考えると、もう奇跡としかいいようが無い。日本にいると当たり前のことに思えてたが、こちらに来てから客観視できるようになった。もう本当にあり得ないとしか言いようが無い。それ故、世界の人は日本のことが理解できないんだと思う。と、同時に自分自身も日本についての理解が浅い事に気づかされた。特に、なぜ日本はこれほどまでに経済成長を遂げることができたのか、を。


単に人材レベルが高かっただけなのか、
経営レベルが高かったのか、
はたまたマーケットが伸びていただけなのか、
官民の連携がうまくいったからなのか、
もしくはアメリカや世界機関の助けのお陰か。


グループでディスカッションしている時も、今回クラスメートからプレゼン終了後に質問された時も、文化面や人々の感覚を説明することはできた。でも、本質的な日本の「成長」に関する質問をされた時、回答に行き詰まった。僕自身、「わかったつもり」になっていたんだということに気づけた。日本の今後の成長を論じるのも大事だが、それと同等に過去についてももっと深く知ろうと思う。そしてクラスのみんなにも的確に「日本を説明する」ことが、サンダーにおける僕の役割のひとつでもあると思う。


※余談※
プレゼン中、同じく英語に問題のあるタイ人が、僕のパートの前に必死で話していた。その姿を見て、強烈にモチベートされた。彼女はグローバルな会計系コンサルファーム出身者。きっとプライドもあるだろう。本当はもっとスムーズに話したい筈。それでも、必死に立ち向かっている姿を見て、緊張しまくっていた僕も腹をくくる事ができた。目の前で話す彼女を見ながら、「アジア人の底力を見せつけようぜ!」と心の中で叫んでいた。笑

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