2012/11/12

クラブ活動について

Thunderbirdでは多くのクラブが存在する。投資クラブやコンサルティングクラブといった専門的なものからサッカーやラグビーなどのスポーツ系、チャイナやラテンアメリカといった地域系クラブ等など。ちなみに僕は下記のクラブに登録している。1学期はインターンの就職活動と授業でてんやわんやで殆ど活動には参加できていないけど。。


・Thunderbird Entrepreneurship Network
(起業クラブ)
・Society for Human Resource Management Student Chapter
(人材マネージメントのクラブ)
・Family Business Club
(家業を持ってる人が集まるクラブ)
・Japan Club
(日本文化を広めようぜってクラブ)
・Global Sounds
(バンドのクラブ。Partyなんかがあったら演奏する感じ)
・Soccer Club
(サッカークラブ。下手なのに入ってる。笑)


上記のうち今一番力をいれてるのはJapan Club。僕はEvent担当というポジションを割り当ててもらっている。仕事内容は、学期中に開催される各種イベントを仕切ったり準備したりする。あとFacebookのページを管理したり、更新したり。ちなみにページのリンクはこちら。クラブの目的としてはサンダーの学生とその家族に日本文化を広めて、できる限り日本の事を知ってもらおうというもの。大変だが結構やりがいがある。


あと今後の予定はRegional Nightでのパフォーマンス。Thunderでは一年に数回このRegional Nightというパーティがある。全世界の出し物を出しあって世界中の文化を堪能しようというもので、今年は来月に控えている。そこで日本っぽい出し物をする予定で、それを僕が全部仕切らせてもらうことになった。構成を考えて人数を集めてダンスの振り付けを決めて練習する。日本人だけでなく日本好きな外国人も集まる予定なので考えただけでぞっとするが(笑) せっかくもらったチャンスなので存分に生かしたい。何をやるか?はまだ書けないけどとりあえず僕は和太鼓を叩くためにフェニックス在住のプロの方に弟子入りすることになった。


Thunderbirdに来て痛感する事が「世界における日本のプレゼンス(存在感)」は圧倒的に落ちている。話の中心は今でも米国で、アジアといえば中国が引き合いに出される。正直悔しいし、もどかしい。が、簡単に諦める訳もなく、せめてまずはThunderbirdの中でも「おお日本人やるな~」というところをアピールしたい。ストリートダンスのクオリティでは負けるしやサルサは踊れないしラップもできないが、日本には誇るべき文化がある。そして宴会芸は日本人の十八番。故に実力の差を見せつけたいと虎視眈眈、勝機をうかがっている(笑)


(※写真は先月開催したお好み焼きパーティの模様。撮影者、僕。)

2012/11/05

授業での発言について

アメリカの大学院ではクラスへの貢献度が成績評価に直結する。Thunderbirdにおいても大体のクラスで20%~30%の割合がこのクラスへの貢献に割かれている。そしてこのクラスへの貢献、つまりは授業中の発言がインターナショナルの学生にとっては一番の関門になる。今回はこの点について振り返りたい。


まず今の状態を例えると、英語というOSを組み込みながら同時に新しいアカデミックな知識というアプリケーションを積むことにトライしている、と言える。どちらか一方でも僕にとっては大変なことなのに、それを同時に実現しようとしているから、もはや無茶である(笑) 加えて教授もインディアンアクセントのある人からモゴモゴしゃべる人まで多岐に渡る。更に、授業中にNativeの学生とアクセントを持ったインド人がガンガン発言するので、議論についていくのが物凄くchallenging。最初のころは議論についていけ無さ過ぎて泣きかけたこともあった(これは実話である。笑) まぁでもそのうちなんとかなるやろうと思っていたけど、それが対策なしではなんともならないことが最近解った。具体的な対策を経験を交えて書いていきたい。

1、一も二にもとにかく準備
一度にOSとアプリの双方に負荷をかけると僕のCPU(脳みそ)はフリーズしてしまうので、どちらか一方の負担を最大限に軽くしないといけない。要は、短期間で英語(特にListening)が上達することはあり得ないので、授業の準備をして少しでも事前に知識を頭に入れて臨むことが必須。あと、ケースについては読んで事前に答えを用意して、授業に行く前にブツブツつぶやいて記憶してから臨む。そうすると、不思議なことにチャンスが訪れる。「きたー!ここが出番や!」という瞬間が訪れる。あとはそこをキャッチできるか否かが鍵。授業でこの瞬間を捉えた時の爽快感は言うまでもないし、逃した時の虚無感は本当に耐えがたい。

あと最近気づいたことは、+αの意見を用意しておくことが重要だと思う。例えば、教授が質問してくるであろうことをある程度予想して、それに対する意見+アジア人・日本人からの視点を交える、等。これはまだ100%実践できていないので今後の課題。

2、マインドセットを入れ換える
前回のグループプロジェクトに関するポストでも書いたが、やはりメンタルの問題が影響する。少しでもビビったら手が挙げれなくなる。そして躊躇すれば話題が次に移っているのでもうチャンスは二度とやってこない。「教授が求めてる答えと違ったらどうしよう」「クラスメイトに、あいつの意見はレベルが低いなと思われたらどうしよう」など、自問自答した瞬間にもう機会を逸している。

1学期の前半は何度これで失敗したか分からない。相当悩んだし、このままだとダメだと強烈に自省した。結果、これまでの自分のスタイルを全部否定しようと思った。完全にマインドセットを変えて授業に臨むことに決めた。「この授業に関しては自分が一番準備した。そして業務経験もある。だから自分がこの授業は引っ張っていく」くらいの気持ちで臨んでいる。というかそれ位の気持ちで臨んでやっと1回か2回発言できるかどうかなので、自分にとっては丁度いい。

そしてもう「この意見が別に流れを汲んでいようがいまいが知ったこっちゃない」と思うようにしているし、「別に間違ったところで死ぬわけじゃないし、ある意味どうでもいいや」と開き直るようにした。このマインドセットの入れ換えが最近、物凄くプラスに働きだしている。

3、発言+集中し易い環境を作る
ちょっとした工夫だが、授業は一番前か二列目に座る。なぜか?後ろの方に座ってしまうとみんなの顔が見えてしまうので緊張感が高まる。且つ、誰も手を挙げていない状態では自分が先頭を切りにくくなる。それを防ぐために必ず二列目より前に座るようにしている。そうすることで、余計なプレッシャーを感じることなく、手を挙げやすい環境を作る。更にあたかも教授が自分に問いかけてるかの如く感じれるように、授業に集中できる環境も生み出せる。


以上。今後もこの点は改善を重ねていきたい。この前はマーケティングのクラスで発言したところ、授業の後でクラスメート数人から声をかけられた。「あの発言、イケてたな」みたいなことを言われて、嬉しかったと同時に、やはりみんな誰が発言してるのかよく見てるなと感じた。こうした日々の積み重ねによって、徐々に信頼を獲得していきたいし、日本人代表としてもっと外国人に認められなければいけないと思っている。

2012/10/24

1学期中間までを振り返る


1学期の丁度半分が終了した。1週間前にMid-termの試験が終わり、その日のうちにアリゾナを発ち、ボストンに向かいキャリアフォーラムに参加した。ボストンの後は、ニューヨークに移り、今までの鬱憤を発散するかのごとく(笑)3日間遊び抜いた。そして今、アリゾナに帰る飛行機の中でこれを書いている。今日はMid-termまでの学校生活を振り返りたい。

まずはざっと履修した授業の振り返から。

-       Ethics and Governance
ビジネス倫理学を学ぶ。ケーススタディを通してビジネスにおける様々な意思決定、行動を如何に倫理に基づきながら実行するか、を学ぶ(更にこの「倫理」とは何か、を考える)。個人的には非常におもしろく学びを得た科目。特に異なるステークホルダー(利害関係者)を書き出し、自分が倫理に基づくある行動(例えば、誰かの悪しき行動を上司に口外する、等)に出た時に、+ −のどちらの作用が働くかを分析し、その分析結果を踏まえて自分の行動の質を更に向上させることができるか否か、学ぶ。このフレームワークはとても実践的であるという印象を持った。

-       Data Analysis
文字通り、データ分析。日本で言うところの統計学。それ以上でもそれ以下でもない。大学時代に履修していた筈だが内容は見事に全て忘れていた。拠って苦しんだ。苦笑 更に教授がインド人の女性でインディアンアクセントが強く、極端な早口であったため、付いていくのがやっとだった。ただ、なんとか中間試験までには、数学の得意な中国人の友達に教えてもらってキャッチアップすることができた。心優しき友達に感謝。

-       Multi Cultural Communication
この授業は非常に面白かった。グローバル市場におけるリーダーとしてのマインドセットはどうあるべきか?を毎回ケースを用いて議論する。サンダーバードの特徴である「グローバル」というキーワードについて毎回みんなで徹底的に議論した。また、グローバルとは何かを考えれば考える程、「そもそも日本はどうなのか?」という問いに対する答えを同時に考えさせられた。この授業の教授は僕にグローバルな視点だけではなく、日本を省みる視点を与えてくれた。まだまだ理解できていないと思うけど、今現在はグローバルマインドセットとは「柔軟性」であり「自分の中の先入観に気づくこと」だと思っている。

-       Competing Through People
クラスのタイトルがよく分からないが(笑)実際は組織マネジメント論+リーダーシップ論の基礎。この授業は多くの挫折と学びを授けてくれた。「如何に周りに貢献するか」を嫌というほど考えさせられたし、悩んだ。チームでのケース分析、レポート執筆、プレゼンが課せられ、満足に貢献できずにへこみまくった。この点については別途、以下に書きたいのでここでは詳細割愛。

-       Accounting
会計学。ベースが無かった自分にとっては一番辛い授業だった。更に追い打ちをかけて教授のteaching styleに最後まで馴染めなかった。基礎を飛ばしていきなり発展から始めるなど、会計士の友達に言わせればかなり無茶な感じ、とのこと。笑 拠って、正直会計の基礎が身に付いたという実感が全くない。(単にテストを切り抜けただけ、という感じ)1学期の後半は会計学が無いため、自分でゼロから勉強し直す予定。

-       Career Development
キャリアセンターから就職活動に向けた考え方やスキルを教わるクラス。このクラスは進むスピードが遅かったため(日本人はボストンキャリアフォーラムに参加する為、アメリカ人よりも早く準備する為、皆そう感じるとのこと)、僕は個別にセンターのスタッフにカウンセリングをお願いした。サンダーでは生徒一人一人に対しキャリア専門のスタッフがカウンセラーとしてサポートしてくれる。僕のカウンセラーはCarlaというグローバル企業の元人事経験者で非常に知見が広く、貴重なアドバイスをくれる。本当にお世話になっている。

-       Global Political Economy
グローバル経済の変遷を学ぶ。現代経済史をイデオロギーや経済情勢を絡めて考える授業。とても多くの学びを得た。IMFの機能や今の経済情勢を形作っている要素や背景など。教授の説明がとにかく分かり易い+人柄がとても魅力的で流石はサンダーにおける看板教師の一人。しかしこの授業、テスト範囲があり得ない程広く、リーディングの量が尋常ではなかった。ネイティブの学生も外国人同様に、テスト前は死にかけていた。笑


次にラーニングチーム(グループ)における試行錯誤を綴りたい。


前述のCompeting Through Peopleにおけるチームプロジェクトについて。まずチームメイトは僕を除いて5人でアメリカ人3人、エジプト人、キルギスタン人。僕以外、英語に全く問題がなかった為、議論のスピードがめちゃくちゃ早かった。ペーパーのライティングもネイティブの表現ばかりなので僕の出る幕が無い。残りの望みはプレゼン!ということで、パワーポイントが得意な僕は「ここだ!」と思いきや、最近登場したPreziというソフトを使用した為、これも実力を発揮できず。このチームにおいては本当に悩んだし、貢献できないのは英語ができないからなのか、そもそも実力や経験がないのか分からなくなり苦しかった。とはいえ、最終的にはある学びを得たので、それについて記したい。


「自分の意見は自信を持って発言する」ことが何よりも大切
至極当たり前だけど、このマインドセットが重要だと思う。なぜなら、アメリカ人の多くはビジネス経験が浅い(大体3年位)拠って僕たちが普通に知っていることも知らない、というケースが頻発するからだ。例えば僕たちが扱った組織のリストラに関するケースにおいて、リストラ後に如何に組織をマネージするか、を議論していた時、みんなめちゃくちゃ細部に拘っていた。そこで僕が「まずKPIを設定して、その指標を全員で追えば目標が統一されるんじゃないか?」と言った。すると皆「Taka、KPIって何すか?」と聞いてきた。かなり驚いたけど、異なるバックグラウンドの人たちと議論するってこうゆう事なのかと目から鱗だった。更に、プレゼンの論理構成を議論していた時も、僕が微修正すると「Takaのお陰でプレゼンをしていて心地よくなった。話し易くなった」を言ってくれた。具体例を上げればキリがないけど、こうゆうことは頻繁に起こった。同時に僕自身も知らないことを沢山教わったし、新しい発見もあった。

この経験を通じて、
チームメイトの誰かが重要だと感じる事はチームのみんなにとっても意味のあることだ。
ということに気づかされた。拠って、自分の意見を躊躇っていては、チームに対する貢献が減るだけではなくチームのパフォーマンス全体に影響する、ということを痛感した。

拠って、あとは自分の英語力を卑下することなくSpeak Outできるかどうか、更にはうまく説明し相手に伝える為に、その手段を工夫できるか否か(準備のレベルを上げれることができるか)にかかっていると思う。

この学びから、次の学期では恐れることなく自分の意見をしっかり伝えた上で、チームとしてのパフォーマンスを上げ、更には自分自身のラーニングスタイルをゼロからもう一度構築していきたいと思う。

次回は授業中における発言について書きたいと思う。