今期に入りManaging Work RelationshipというLeadershipに関係する授業をとっている。看板教授の一人、Michael Finneyが教鞭を振るう。今日は授業中に自分自身をどう他者にメッセージングしていくか、という議題だった。いわゆるPersonal Brandingを如何に施すか、という内容。その中で教授はこう説いていた。「人間はえてして自分を描写し相手に伝える時に自己を過大評価してしまう傾向にある、故にその傾向を理解した上で人と接することが必要だ」と。特に上司から部下に、同僚から同僚にメッセージが送られるときは特にこの傾向が強いようだ。更に教授はアジア人の自己を謙遜し、過小評価することがある傾向を引き合いに出した上で、「自分を過大評価する事も、過小評価することも望ましくない。特にビジネスのシーンにおいては尚更だ。我々は自分が誰なのか?何者なのか?をしっかり把握した上で、ありのままでいることが大事だ」と言っていた。
ビジネススクールではよくも悪くも、個々人のブランドが問われてくる。皆言葉にしないが常に自分が他人からどう見られているのか?を気にしているし、気にする事も重要だと思う。ビジネスマンとして自分の評価を管理する事は価値があることだと思うからだ。しかし今日ふと思ったことがある。自分のブランドを管理する事は自分をマーケティングする為。では、自分をマーケティングした結果何が生まれるのか?何の為にビジネススクールで自分をマーケティングする必要性があるのか?ビジネスの仲間を見つける為、友達に知り合いの会社を紹介してもらう為、スタディグループで自分が組みたい人と組む為、など色々考えられる。でも、こうして挙げてみると、自分の長い人生の尺に立った時、少しちっぽけな印象も受ける。自分の人生に取って最もプラスになることは、ここでしかできないチャレンジだと思うからだ。自分のブランドを気にすることよりも、自分が誰なのか?何者なのか?何ができるのか?何ができないのか?を今一度冷静に見つめ、チャレンジを続けること、そこから学ぶ事こそに価値がある筈だ。
失敗するリスクをtakeし、何かを学ぼうとする姿勢を失った瞬間にここThunderbirdにいる意味はないと、Finney教授から教わった気がした。
2013/09/11
2013/08/29
日本への帰国、そしてインターンシップを経験して
ケニアでのプログラムを終えた後、約2ヶ月半の間に日本に帰国していた。某米系ヘルスケア企業でのインターンシップが目的だった。
まず久々に帰った日本は素晴らしかった。ご飯は美味しく、治安は良く、人々のマナーは良く、海外から戻った日本はどこか平和な雰囲気にも包まれている感じがした。身の危険や外部からの危害を心配すること無く生活できるこの日本の環境は稀で、誇らしく感じた。
インターンでお世話になった会社はとても素晴らしい企業文化を持っていた。人々は皆口を揃えて、people are smart and niceと自らを評していたが正にその通りだった。仕事をしていて幸せだなとすら感じる環境があった。これはおそらく論理的ではなく直感的にそこで働く人々やカルチャーにフィットする感覚を持てたからだと思う。また一緒にインターンができた仲間も素晴らしく気持ちのいい人達ばかりだった。自分自身、わずか2ヶ月だけでもここまでフィットする組織に属せたのはラッキーだったとしか言いようがない。そして、そう感じることの要因となった周りの人々には感謝してもしきれない。
インターンでは実際のビジネスケースをプロジェクトとして任され、プロジェクトのリーダーとして会社が持つ課題を解決する提案を行った。企業情報の為プロジェクトの詳細は書けないが、一言でその感想を言うと「とてつもなくいい経験ができた」だと思う。実際のビジネスケースを扱うと自分のどこに課題があるのかが丸裸にされるため、それと向き合いながらprojectを進行させていくこのインターン過程は正直かなりchallengingだった(苦笑)
Global Companyでのprojectを成功させる為には様々なcapabilityが求められると思う。自分なりの解釈としては「あらゆる顧客・関係者と協業できる力(Interpersonal skill)」と「戦略的アプローチによる深い洞察力(Strategic & Analytical Thinking skill)」が必要不可欠だと思った。更にそれらの積がレベルの高いLeadershipを生む。更に提案をoutputするpresentation skillも大事だし、またこれら全てのskillのbaseには高いレベルのcommitmentとownershipが必須だ。
僕はこのインターンを通じてこれらのどの部分が自分の持つ僅かな強みで、そして今後どの部分を克服すべきかが客観的に捉える事ができた。また今後、それらの課題を如何に克服していくかのplanもしっかりと描くことができた。このplanを描く為にインターン先の社員の皆さんからもらったFeedbackの数々が多いに役に立った。
MBAの2年目はこの課題克服に時間を費やしていきたいと思う。Global Companyの第一線で活躍する方達のレベルは予想以上に高かったし、自分がまだそのレベルに達していないということもよく分かった。でもこの学びこそがインターンで得られた最大の成果だったのかも知れない。
数日前にアリゾナに戻り、今は新学期に備えている。2年目は自分自身のやりたいこと、すべき事に集中して、時間をうまく使っていきたいと思う。もう渡米してから早1年、自分を取り巻く環境がどんどん変わってきている。日本にいた頃はアメリカ→中国→ケニアを渡りながら勉強する事も想像できなかったし、外資系企業でインターンすることも想像していなかった。これからも自分が想像もしないチャンスが巡ってくるかも知れないと思うと本当にワクワクする。そしてそのチャンスを掴めるようにしっかりと準備をしていきたい。
まず久々に帰った日本は素晴らしかった。ご飯は美味しく、治安は良く、人々のマナーは良く、海外から戻った日本はどこか平和な雰囲気にも包まれている感じがした。身の危険や外部からの危害を心配すること無く生活できるこの日本の環境は稀で、誇らしく感じた。
インターンでお世話になった会社はとても素晴らしい企業文化を持っていた。人々は皆口を揃えて、people are smart and niceと自らを評していたが正にその通りだった。仕事をしていて幸せだなとすら感じる環境があった。これはおそらく論理的ではなく直感的にそこで働く人々やカルチャーにフィットする感覚を持てたからだと思う。また一緒にインターンができた仲間も素晴らしく気持ちのいい人達ばかりだった。自分自身、わずか2ヶ月だけでもここまでフィットする組織に属せたのはラッキーだったとしか言いようがない。そして、そう感じることの要因となった周りの人々には感謝してもしきれない。
インターンでは実際のビジネスケースをプロジェクトとして任され、プロジェクトのリーダーとして会社が持つ課題を解決する提案を行った。企業情報の為プロジェクトの詳細は書けないが、一言でその感想を言うと「とてつもなくいい経験ができた」だと思う。実際のビジネスケースを扱うと自分のどこに課題があるのかが丸裸にされるため、それと向き合いながらprojectを進行させていくこのインターン過程は正直かなりchallengingだった(苦笑)
Global Companyでのprojectを成功させる為には様々なcapabilityが求められると思う。自分なりの解釈としては「あらゆる顧客・関係者と協業できる力(Interpersonal skill)」と「戦略的アプローチによる深い洞察力(Strategic & Analytical Thinking skill)」が必要不可欠だと思った。更にそれらの積がレベルの高いLeadershipを生む。更に提案をoutputするpresentation skillも大事だし、またこれら全てのskillのbaseには高いレベルのcommitmentとownershipが必須だ。
僕はこのインターンを通じてこれらのどの部分が自分の持つ僅かな強みで、そして今後どの部分を克服すべきかが客観的に捉える事ができた。また今後、それらの課題を如何に克服していくかのplanもしっかりと描くことができた。このplanを描く為にインターン先の社員の皆さんからもらったFeedbackの数々が多いに役に立った。
MBAの2年目はこの課題克服に時間を費やしていきたいと思う。Global Companyの第一線で活躍する方達のレベルは予想以上に高かったし、自分がまだそのレベルに達していないということもよく分かった。でもこの学びこそがインターンで得られた最大の成果だったのかも知れない。
数日前にアリゾナに戻り、今は新学期に備えている。2年目は自分自身のやりたいこと、すべき事に集中して、時間をうまく使っていきたいと思う。もう渡米してから早1年、自分を取り巻く環境がどんどん変わってきている。日本にいた頃はアメリカ→中国→ケニアを渡りながら勉強する事も想像できなかったし、外資系企業でインターンすることも想像していなかった。これからも自分が想像もしないチャンスが巡ってくるかも知れないと思うと本当にワクワクする。そしてそのチャンスを掴めるようにしっかりと準備をしていきたい。
2013/05/31
ケニアで経験したこと
久々の投稿となってしまった。China Moduleを終えた後、Summeriumというプログラムに参加し、アフリカはケニアに降り立ち、アフリカのビジネス環境やケニアのカルチャーについて学んだ。
まず一言でケニアの市場を表すとそれは「日本人が想定している以上にケニア(特にナイロビ)は発展している」ということだと思う。ケニアの市街地にはオフィスが建ち並び、多くの車が道路を賑わせ、ビジネスマンが携帯電話を片手にビジネスをしている。ケニアは今まさに猛烈な勢いで加速途上を遂げている最中だった。僕達は現地のGE, Nestle, Unileverといった著名なMNCsを訪ねビジネスの環境やBOP(Bottom of Pyramid)市場についてレクチャーを受けた。いずれの企業人も皆口を揃えて「アフリカの未来は明るい。今このタイミングでビジネスのベースを作っておけば15年後、20年後に企業収益の中核を担う市場へ発展する」と唱えていた。
また、ケニア現地の農業ビジネスを展開する企業や通信企業、そしてマイクロファイナンスを営むPEファーム、欧州中央銀行にも往訪した。みな様々な角度からアフリカ、ケニア市場をするどく分析し、その会社独自の解釈からビジネスチャンスをシェアしてくれた。
勿論、アフリカ市場独自の挑戦や困難も立ちはだかる。例えば、民族問題。ケニアには民族が幾つも共存している。最大のキクユ族が占める割合ですら22%と3割にもみたない。拠って、国政は混乱が生じるケースも多発する。例えばケニア危機では大統領選後の2007年から08年にかけて約1100人が死亡した。先の2013年の総選挙でも少なからず警官が発砲され死亡するケースも起こった。しかしケニアでは治安維持に向けて絶えず改革が続けられ国を挙げて治安安定に取り組んでいる。ビジネスの観点から言えば、この治安維持はまず間違いなく解決されなくてはならない命題である。
更に僕達はナイロビ最大のスラム地域にも見学に行った。街には土で作られた住居が所狭しと立ち並び、貧困と飢えと戦う人々の姿があった。しかし、彼彼女は僕達を笑顔で迎えてくれた。苦しい生活の中でも多くを望まず、大切な家族やコミュニティーの人達と日々を明るく暮らせることへの感謝を大事にしていた。「本当の幸せとは何なのか?」という問いを投げかけられている気がした。勿論、犯罪やレイプ、エイズといった問題は確かに存在する。しかしその一方で笑顔で毎日の生活を送る人達の姿は多くの衝撃と学びを与えてくれた。貧困を無視してはいけない。しかしながら貧困の中にある幸せを無視してもいけないと強く感じた。
アフリカにはまだまだ沢山の問題がある。インフラや株式市場の整備、環境問題、自然災害、そして犯罪、治安問題...etc しかしそれでも僕はアフリカに大きな可能性を感じた。それは恐らくアフリカの、ケニアの人たちの底抜けな明るさから来てるのではないかと感じた。彼らは非常に考えが柔軟で、ハングリー精神が強く、加えてフレンドリーで、公用語として英語を難なく使いこなす。宗教心が熱く、今日より明日、明日より明後日に必ず状況は良くなると常にプラス思考で物事を考える習慣がある。ケニアには中国企業が早くも進出を加速させビジネスの基盤を築こうと躍起になっている。日本もその動きにキャッチアップすべく、アフリカ市場にどんどんと今後進出していく企業が増えると思われるし、そうでなければいけない。
このSummeriumではThunderbirdの持つネットワークの広さに驚いた。いく先々の企業で卒業生が迎えてくれたり、アフリカで活躍するサンダーの非アフリカ人の方々のパーティに参加させてもらったりと至れり尽くせりだった。また途中二日間、マサイマラ族の方達と触れ合った。ケニアのカルチャーはとても奥が深く、毎日が刺激と新しい発見の連続だった。アフリカ大陸初上陸の旅はとてつもなく貴重な経験となった。
まず一言でケニアの市場を表すとそれは「日本人が想定している以上にケニア(特にナイロビ)は発展している」ということだと思う。ケニアの市街地にはオフィスが建ち並び、多くの車が道路を賑わせ、ビジネスマンが携帯電話を片手にビジネスをしている。ケニアは今まさに猛烈な勢いで加速途上を遂げている最中だった。僕達は現地のGE, Nestle, Unileverといった著名なMNCsを訪ねビジネスの環境やBOP(Bottom of Pyramid)市場についてレクチャーを受けた。いずれの企業人も皆口を揃えて「アフリカの未来は明るい。今このタイミングでビジネスのベースを作っておけば15年後、20年後に企業収益の中核を担う市場へ発展する」と唱えていた。
また、ケニア現地の農業ビジネスを展開する企業や通信企業、そしてマイクロファイナンスを営むPEファーム、欧州中央銀行にも往訪した。みな様々な角度からアフリカ、ケニア市場をするどく分析し、その会社独自の解釈からビジネスチャンスをシェアしてくれた。
勿論、アフリカ市場独自の挑戦や困難も立ちはだかる。例えば、民族問題。ケニアには民族が幾つも共存している。最大のキクユ族が占める割合ですら22%と3割にもみたない。拠って、国政は混乱が生じるケースも多発する。例えばケニア危機では大統領選後の2007年から08年にかけて約1100人が死亡した。先の2013年の総選挙でも少なからず警官が発砲され死亡するケースも起こった。しかしケニアでは治安維持に向けて絶えず改革が続けられ国を挙げて治安安定に取り組んでいる。ビジネスの観点から言えば、この治安維持はまず間違いなく解決されなくてはならない命題である。
更に僕達はナイロビ最大のスラム地域にも見学に行った。街には土で作られた住居が所狭しと立ち並び、貧困と飢えと戦う人々の姿があった。しかし、彼彼女は僕達を笑顔で迎えてくれた。苦しい生活の中でも多くを望まず、大切な家族やコミュニティーの人達と日々を明るく暮らせることへの感謝を大事にしていた。「本当の幸せとは何なのか?」という問いを投げかけられている気がした。勿論、犯罪やレイプ、エイズといった問題は確かに存在する。しかしその一方で笑顔で毎日の生活を送る人達の姿は多くの衝撃と学びを与えてくれた。貧困を無視してはいけない。しかしながら貧困の中にある幸せを無視してもいけないと強く感じた。
アフリカにはまだまだ沢山の問題がある。インフラや株式市場の整備、環境問題、自然災害、そして犯罪、治安問題...etc しかしそれでも僕はアフリカに大きな可能性を感じた。それは恐らくアフリカの、ケニアの人たちの底抜けな明るさから来てるのではないかと感じた。彼らは非常に考えが柔軟で、ハングリー精神が強く、加えてフレンドリーで、公用語として英語を難なく使いこなす。宗教心が熱く、今日より明日、明日より明後日に必ず状況は良くなると常にプラス思考で物事を考える習慣がある。ケニアには中国企業が早くも進出を加速させビジネスの基盤を築こうと躍起になっている。日本もその動きにキャッチアップすべく、アフリカ市場にどんどんと今後進出していく企業が増えると思われるし、そうでなければいけない。
このSummeriumではThunderbirdの持つネットワークの広さに驚いた。いく先々の企業で卒業生が迎えてくれたり、アフリカで活躍するサンダーの非アフリカ人の方々のパーティに参加させてもらったりと至れり尽くせりだった。また途中二日間、マサイマラ族の方達と触れ合った。ケニアのカルチャーはとても奥が深く、毎日が刺激と新しい発見の連続だった。アフリカ大陸初上陸の旅はとてつもなく貴重な経験となった。
(ナイロビ最大のスラム地域キベラで出会った子供達と)
(マサイマラ族の女の子と。グラサンを反対にかけている。笑)
2013/04/18
中国・北京に移ってみて
今、僕は中国の北京にいる。Module AbroadというTBirdの看板プログラムの一つで学期半分を北京大学のキャンパスで学ぼう、というコースに参加している。北京に移り住んで早1ヶ月が経過した。この間、数えきれない程の刺激を得ている。Regional Business Environmentという授業でインド・中国経済の歴史と現況を学び、北京の他のビジネススクールの学生と交流を持ち、現地のビジネスパーソンやローカルの人々と数多くの出会いを果たした。その結果、僕のマインドセットは大きく変容を遂げた。もっとアジアを、もっと中国を知りたい、学びたいと強く思うようになった。
中国と日本の関係は歴史的背景から今も尚、数多くの問題を抱えている。尖閣諸島の問題を筆頭に今後も未解決の問題に取り組んで行かなくてはならない。しかしその一方で、日本が見逃しているものがこの国には存在する。日本が数十年前に経験したバブル経済が今まさにこの国に在る。通りを歩けば人の活気で溢れかえり、繁華街にいけば購買意欲の高い消費者が買い物を楽しむ。富裕層の集まる通りに行けば、日本の銀座以上の数の高級車が忙しなく道路を駆けて行く。大学キャンパスに戻れば懸命に勉強する学生の姿があり、自分と家族の将来の為にハングリー精神を燃えたぎらせている。この国には日本が失ってしまった「勢い」がある。今まさに目の前で経済が、人が、教育が、動き続けている。
勿論、数多くの負の面も見て取れる。東西の貧富差、インフレ、社会保障制度不安、大気汚染。。。しかしながら、その負の面に隠れた姿を見逃すこと程に惜しい事は無い。この数十年で経済成長を遂げたという事実は揺るがない。政治体制や国民を批判することに終止するのではなく、日本以上に競争力を付けたこの国とこの先どう渡り合い、どう競争し、どう協力していくのかという未来を描いて行くチャンスが今到来している。そしてそのチャンスを掴めるのは僕達の世代なんだと思う。
今、時代は動いている。
中国と日本の関係は歴史的背景から今も尚、数多くの問題を抱えている。尖閣諸島の問題を筆頭に今後も未解決の問題に取り組んで行かなくてはならない。しかしその一方で、日本が見逃しているものがこの国には存在する。日本が数十年前に経験したバブル経済が今まさにこの国に在る。通りを歩けば人の活気で溢れかえり、繁華街にいけば購買意欲の高い消費者が買い物を楽しむ。富裕層の集まる通りに行けば、日本の銀座以上の数の高級車が忙しなく道路を駆けて行く。大学キャンパスに戻れば懸命に勉強する学生の姿があり、自分と家族の将来の為にハングリー精神を燃えたぎらせている。この国には日本が失ってしまった「勢い」がある。今まさに目の前で経済が、人が、教育が、動き続けている。
勿論、数多くの負の面も見て取れる。東西の貧富差、インフレ、社会保障制度不安、大気汚染。。。しかしながら、その負の面に隠れた姿を見逃すこと程に惜しい事は無い。この数十年で経済成長を遂げたという事実は揺るがない。政治体制や国民を批判することに終止するのではなく、日本以上に競争力を付けたこの国とこの先どう渡り合い、どう競争し、どう協力していくのかという未来を描いて行くチャンスが今到来している。そしてそのチャンスを掴めるのは僕達の世代なんだと思う。
今、時代は動いている。
2013/03/05
Thunderbirdに来てみて
Cross Cultural Communicationの授業で課されているグループワークを終えて部屋に戻ろうとしたらインド人のクラスメートに声をかけられた。「Taka, ペーパーのeditが終わってメールで送ったんだけど見てくれた?」と。そのインド人の彼とはGlobal Marketing Managementという授業でチームを組んでいる。今は学期前半の佳境に差し掛かっており忙しさが増してきた。グループワークが重なるなんてことも日常茶飯事だ。そのインド人と立ち話して、結局そのまま彼の部屋でPaperの結論部分を一緒に再考することになった。そして部屋の中に入るとクウェート人、アメリカ生まれの中国人、そしてインド人の3人が何故か彼の部屋でグループワークをしていた。その3人はThunderbird Emerging Markets Business Associationというクラブのメンバーで、次のイベントの内容を打ち合わせていた。僕のインド人のチームメイトはそんなことお構いなしに話をし始める。一部屋で2グループが別々のタスクに取りかかるという客観的に見るとカオスな状態に。これ、あり得へん状況やな(笑)と思ったが意外とスムーズに進んだ。それぞれのタスクが終了したあとそのまま5人で語る。宗教の違いや言葉の違い、それに学内の異性の誰に興味があるか?という高校生のような幼稚なトピックも飛び交う。笑
実はサンダーではこういう光景はあまり珍しくない。サンダーにいると本当にここはアメリカなのか?と疑いたくなる感覚になる。本当に国際色が豊かだからだ。そしてこの環境がとても心地良い。学内の食堂に行っても毎日色んな国から来た学生とランチをする。そしてその国について色々な知見を得る。深刻な政治問題、ビジネストレンドからその国のトイレのあり様まで。笑 これまでの人生を通してこれ程までに海外の諸国を身近に感じたことは無かった。世界は本当に広い。でも世界は意外と思っている以上に小さいんじゃないかと思わせてくれる、それがサンダーバードという場所なのかも知れない。
写真は学内にあるパブ(通称 Thunder Pub)。授業が一段落する木曜日の夜は毎週ここに沢山の学生が集まり交流する。というかハジける。笑 みんなここで軽く楽しい話をして顔見知りになる。その数日後にキャンパスで見かけて、少し真面目な話をする。その後は食事に行ったり、冗談を言い合ったり、時には母国に残してきた彼女の相談を受けたりする。笑 このPubのコンセプトは素晴らしいと思う。アメリカ文化の真骨頂、ということで最初は上っ面な社交場だなと思っていたが(苦笑)、最近はそういうややこしい感情も放置する術を覚えてきた。というよりも本当に細かい事が良い意味で気にならなくなってきた。
MBAで学べるほとんどの授業、とくにハードスキルと言われるFinanceやAccountingは日本国内でも学べる。いやむしろ国内で学んだ方が英語の障害を背負わずにすむ為効率がいい。でも、この「世界に身を浸しながら学ぶ」という経験は日本では得られなかった。こちらに来てまだ約7ヶ月だが、日本にいた頃には考えられない程に自分の中の「ものの感じ方」が変わって行く。そしてThunderbirdを選んで本当に良かった。世界中から来たいい奴に囲まれている。毎日毎日勉強で疲れても、英語が聞こえず満足に話せずたまに落ち込んでも、次の日学校に行くと色んな国の友達が「Takaクン、チョウシドウ?」と覚えたての日本語で迎えてくれる。笑 「サイコウやで」って返答して、また新しい一日にチャレンジする。
2013/03/01
最近思うこと
二学期の前半も大詰めに差し掛かってきた。あと二週間もすればフェニックスを離れ、中国でのプログラムが開始される。北京大学内の寮に住み、約2ヶ月学ぶ。更に殆どの2年生はこの学期で卒業する為、中国から帰ってきた時には皆もうキャンパスにはいない。普段からお世話になっている日本人2年生の先輩は当然の事、仲良くなった文字通り世界中から集まった仲間が卒業していくのは実に寂しい。自分を助けてくれた、励ましてくれた、真剣に議論をした、時には一緒にバカをした面々の顔が浮かぶ。みんなまた世界中に散らばって行く。その後はもう会いたくてもそう簡単に会う事はできない。みんな仕事を再会させ、家族との時間を優先させることになるからだ。それを知ってか2年生のみんなは精一杯、日々を充実させ、楽しもうとしているように見える。
近頃、「自分はどこに向かうべきか」ということを頻繁に考える。「自分はどうゆう人間で何に喜びを感じ、何の分野で世界をほんの僅かでもよくしていきたいのか。」キャリア形成という命題とは全く異なる観点で自分の根源的欲求と行き先を模索する。今まで積み上げてきた価値観を一旦横に置いて、もう一度ゼロからの思考が其処にある。いやむしろ今までの価値観をどんどん壊していく作業をしてる感覚。サンダーバードには幸いにもステレオタイプを壊すことができる機会、未体験の経験を得るチャンスが沢山ある。そうした建設的な破壊活動から新たな自分を発見する機会に恵まれる。
二週間後にはもう北京にいる。そこでまた中国やアジアに関する自己の先入観を壊し、再構築していきたい。そしてまた自分の将来の軸に関する思考を別軸で考える。最終的には自分のキャリア形成と根源的欲求が一致する道を卒業後に選びたい。それまでは悔いの残らないようにサンダーバードで精一杯、頭と身体を使ってこの破壊と創造の過程を楽しんで行きたいと思う。最近思う、自分にとってMBA留学はキャリア形成、勉強以上のものだなと。人の一生は限られている。それ故にどう生きるかを真剣に考えないと勿体無いとつくづく感じる。
2013/02/06
Diversity(多様性)とinclusiveness(包含性)とは何か?
今学期にとっている授業のひとつにCross Cultural Communicationというものがある。端的にいうと異文化の中で如何にリーダーシップを発揮するか、その為に如何にコミュニケーションをとるかを学ぶ授業。Thunderbirdでも有名な授業のうちのひとつで、徹底的にビジネスにおける異文化コミュニケーションとは何なのかを学ぶ。
今日は授業でdiversity(多様性)inclusiveness(包含性)の違いについての説明があった。近頃はビジネスシーンにおいてやたらとダイバーシティが叫ばれる。多様性を認めよう、多様性を会社内に確保しようといった具合に。しかし、多様性とはそもそも何なのか?という定義がまだ曖昧な気がする。更にはその多様性を有効にビジネス上の戦略に落とし込めている会社は多くないと思う。
実際に授業でも「あなたにとってのダイバーシティとは何か?」という考えをディスカッションした。僕は隣の席にいたインド人に「自分にとってのダイバーシティは単に国籍や異文化だけではなく、性別やバックグラウンド、考え方に至まであらゆる違いを共存させることだと思う」と答えた。しかし答えた後に何か少し胸のあたりに気持ちの悪さを感じた。「なんか口先だけで模範解答を言ってしまったな」と。その後、教授が急に口を開く。「じゃあinclusiveness(包含性)って何なのか?」するとみんなが一斉に意見を言う。「Inclusivenessとは単に違いを確保するだけではなくて、違いを認め合い更にはその違いを元に何かをクリエイトすることだ」、「違いを認め合うだけじゃなくて強みに変えることだ」と。ご尤もな意見だった。
その後、議論は思わぬ方向に進む。ある学生が口火を切る。「教授、ThunderbirdはDiversityはあるがInclusivenessはまだまだ不足してるんじゃないか?いつも同じチームとばかりプロジェクトを組む学生がいる。このクラスは教授によってランダムにチームが組まれるからいいが、Thunderbirdはもっとinclusivenessを生む努力をしなければならないと思う。学校をもっと良く変えていく必要がある」 この発言に対して別の生徒が反論する。「ビジネスシーンでは信用が大切。仕事を通じて周りに貢献できなければチームメイトの信用を失う。ビジネススクールはそのFoundation(素地作り)作りだと思う。僕達はDiversityを認めている。でもだからといって常に誰でも常にウェルカム、という訳にはいかない。常に貢献し、結果を残し続けなければ周りからは相手にされなくなる。今僕達はビジネスシーンに出る為の訓練をしているんだ」 するとまた、議論を開始した学生が一言。「サンダーバードでは多様性なんか認めていない。それは少し上辺な意見な気がする。」と。おそらくこの学生はもっと他に言いたいことがあったのだと思う。何かを感じながら学生生活を送っているのではないかと推測した。
僕はこれらの意見の両方にサポートする視点があった。確かにビジネスシーンでは信用は大事だし、周りと協調できなければいつかは誰も振り向いてくれなくなる。しかし、ThunderbirdのDiversityはまだまだ発展途上だし、Inclusivenessに昇華しきれていないとも感じる点があった。上記の学生が言う通り、実際いつも同じグループで固まる(これは授業以外、という意味で)学生が存在することも事実だし、特定の国籍で群れる学生達も存在する。更にはアメリカ社会で囁かれる目には見えない境界線のようなものも少なからずあるのかも知れない。
僕個人の意見としては、サンダーバードは間違いなく多様性を認めているし、Inclusivenessを確保しようと様々な取り組みを行っていると思う。そしてそれを僕自身評価している。更にはアメリカ人、インターナショナルの学生全体を見てもフレンドリーな学生の数は圧倒的に多いし、そのお陰で楽しさを感じる瞬間が多々ある。一方で、日本にいた頃と同じように何も不自由無く、何も意識せず生活できるか?と言うとそれはただの嘘になる。しかしながら、そういった様々な「ボーダーのようなもの」を越えていけるか否かは最終的には「個人の一歩」に掛かっていると思う。同じ国籍で群れようと思えばいくらでもできるし、ひたすら母国語で生き延びようと思えばそれすらも可能だと思う。しかしそれをしてしまっては、僕にとってのアメリカで生活している意味がなくなってしまう。僕は世界を学びに来ているし、アメリカも中国も韓国も他の国のことも出来る限り理解したいし、好きになりたい。そんなに甘くない、という意見も承知の上で。。。でも、そうした比較対象を正確に持つ事が最終的に「日本」を再考するソースになると思う。
授業の終盤で教授がこう言った。「OK。この議論はもの凄く重要でみんなにとって意味がある。もし今、Thunderbirdが多様性はあるが包含性に欠けているとすれば、それは何故か?そしてどうすれば克服できるか?を次回議論しよう。」普段は冗談を連発する明るい教授の顔つきが、この議論が始まってからもの凄く真剣になっていた。僕がThunderbirdを好きな理由として、こういった重要かつ繊細な問題からも目をそらさずに真剣に取り組むところが挙げられる。学生も教授も学校運営側もGlobal/Internationalについて徹底的に向き合っている。
次回の授業までに解決策を考え、授業で自分の意見をシェアしようと思う。次の授業がとても楽しみだ。
今日は授業でdiversity(多様性)inclusiveness(包含性)の違いについての説明があった。近頃はビジネスシーンにおいてやたらとダイバーシティが叫ばれる。多様性を認めよう、多様性を会社内に確保しようといった具合に。しかし、多様性とはそもそも何なのか?という定義がまだ曖昧な気がする。更にはその多様性を有効にビジネス上の戦略に落とし込めている会社は多くないと思う。
実際に授業でも「あなたにとってのダイバーシティとは何か?」という考えをディスカッションした。僕は隣の席にいたインド人に「自分にとってのダイバーシティは単に国籍や異文化だけではなく、性別やバックグラウンド、考え方に至まであらゆる違いを共存させることだと思う」と答えた。しかし答えた後に何か少し胸のあたりに気持ちの悪さを感じた。「なんか口先だけで模範解答を言ってしまったな」と。その後、教授が急に口を開く。「じゃあinclusiveness(包含性)って何なのか?」するとみんなが一斉に意見を言う。「Inclusivenessとは単に違いを確保するだけではなくて、違いを認め合い更にはその違いを元に何かをクリエイトすることだ」、「違いを認め合うだけじゃなくて強みに変えることだ」と。ご尤もな意見だった。
その後、議論は思わぬ方向に進む。ある学生が口火を切る。「教授、ThunderbirdはDiversityはあるがInclusivenessはまだまだ不足してるんじゃないか?いつも同じチームとばかりプロジェクトを組む学生がいる。このクラスは教授によってランダムにチームが組まれるからいいが、Thunderbirdはもっとinclusivenessを生む努力をしなければならないと思う。学校をもっと良く変えていく必要がある」 この発言に対して別の生徒が反論する。「ビジネスシーンでは信用が大切。仕事を通じて周りに貢献できなければチームメイトの信用を失う。ビジネススクールはそのFoundation(素地作り)作りだと思う。僕達はDiversityを認めている。でもだからといって常に誰でも常にウェルカム、という訳にはいかない。常に貢献し、結果を残し続けなければ周りからは相手にされなくなる。今僕達はビジネスシーンに出る為の訓練をしているんだ」 するとまた、議論を開始した学生が一言。「サンダーバードでは多様性なんか認めていない。それは少し上辺な意見な気がする。」と。おそらくこの学生はもっと他に言いたいことがあったのだと思う。何かを感じながら学生生活を送っているのではないかと推測した。
僕はこれらの意見の両方にサポートする視点があった。確かにビジネスシーンでは信用は大事だし、周りと協調できなければいつかは誰も振り向いてくれなくなる。しかし、ThunderbirdのDiversityはまだまだ発展途上だし、Inclusivenessに昇華しきれていないとも感じる点があった。上記の学生が言う通り、実際いつも同じグループで固まる(これは授業以外、という意味で)学生が存在することも事実だし、特定の国籍で群れる学生達も存在する。更にはアメリカ社会で囁かれる目には見えない境界線のようなものも少なからずあるのかも知れない。
僕個人の意見としては、サンダーバードは間違いなく多様性を認めているし、Inclusivenessを確保しようと様々な取り組みを行っていると思う。そしてそれを僕自身評価している。更にはアメリカ人、インターナショナルの学生全体を見てもフレンドリーな学生の数は圧倒的に多いし、そのお陰で楽しさを感じる瞬間が多々ある。一方で、日本にいた頃と同じように何も不自由無く、何も意識せず生活できるか?と言うとそれはただの嘘になる。しかしながら、そういった様々な「ボーダーのようなもの」を越えていけるか否かは最終的には「個人の一歩」に掛かっていると思う。同じ国籍で群れようと思えばいくらでもできるし、ひたすら母国語で生き延びようと思えばそれすらも可能だと思う。しかしそれをしてしまっては、僕にとってのアメリカで生活している意味がなくなってしまう。僕は世界を学びに来ているし、アメリカも中国も韓国も他の国のことも出来る限り理解したいし、好きになりたい。そんなに甘くない、という意見も承知の上で。。。でも、そうした比較対象を正確に持つ事が最終的に「日本」を再考するソースになると思う。
授業の終盤で教授がこう言った。「OK。この議論はもの凄く重要でみんなにとって意味がある。もし今、Thunderbirdが多様性はあるが包含性に欠けているとすれば、それは何故か?そしてどうすれば克服できるか?を次回議論しよう。」普段は冗談を連発する明るい教授の顔つきが、この議論が始まってからもの凄く真剣になっていた。僕がThunderbirdを好きな理由として、こういった重要かつ繊細な問題からも目をそらさずに真剣に取り組むところが挙げられる。学生も教授も学校運営側もGlobal/Internationalについて徹底的に向き合っている。
次回の授業までに解決策を考え、授業で自分の意見をシェアしようと思う。次の授業がとても楽しみだ。
(授業で流されたBASFという会社のDiversity/Inclusionに関する映像)
2013/01/30
Regional Nightで経験したLeadershipについて
以前ここに書いたRegional Nightでの出し物について、日本にいる友人からその模様を見せて欲しいとリクエストをもらった。当日撮影してくれた台湾人の友達がYoutubeにアップしてくれたのでここに載せたい。流行りのももクロや一昔前に話題を呼んだDJオズマなどはスルーし、敢えてのマツケンサンバで勝負。(残念ながら学校の規定が変わり、目論んでいた和太鼓演奏は中止になってしまったが。。)
そもそもこのRegional NightとはThunderbirdにおける恒例行事のひとつで、今回はAsian Nightだった。中国、インドに始まり日本やタイなどアジア諸国の学生が自国の文化を伝える出し物を展開する。他にEuropean NightやAmerican/African NightなどがあるがAsian Nightが一番人気だそう。当日も会場は学生、教授スタッフ、その家族の皆さんでごった返していた。推測するに、Nativeの学生はInternationalを売りにしているThunderに来る程なので、自国から遠く離れたアジア文化には一層の興味があるのだと思われる。よってこのAsian Regional Night、国のプレゼンスをアピールするには絶好の機会なのである。お祭り好きの僕が気合いが入らないわけがない。笑
そして今回、一年生にも関わらずJapan Clubとしての出し物のリーダーという大役を任せてもらう事になった。メンバーは日本人のみならず台湾人3名、タイ人1名を含めていたためコミュニケーションはほぼ英語。自分の弱点が分かったという意味も含め、Leadershipの観点からもの凄くいい経験をさせてもらった。以下に簡単に振り返っておきたい。
出し物の内容
そもそもこのRegional NightとはThunderbirdにおける恒例行事のひとつで、今回はAsian Nightだった。中国、インドに始まり日本やタイなどアジア諸国の学生が自国の文化を伝える出し物を展開する。他にEuropean NightやAmerican/African NightなどがあるがAsian Nightが一番人気だそう。当日も会場は学生、教授スタッフ、その家族の皆さんでごった返していた。推測するに、Nativeの学生はInternationalを売りにしているThunderに来る程なので、自国から遠く離れたアジア文化には一層の興味があるのだと思われる。よってこのAsian Regional Night、国のプレゼンスをアピールするには絶好の機会なのである。お祭り好きの僕が気合いが入らないわけがない。笑
そして今回、一年生にも関わらずJapan Clubとしての出し物のリーダーという大役を任せてもらう事になった。メンバーは日本人のみならず台湾人3名、タイ人1名を含めていたためコミュニケーションはほぼ英語。自分の弱点が分かったという意味も含め、Leadershipの観点からもの凄くいい経験をさせてもらった。以下に簡単に振り返っておきたい。
出し物の内容
- やったこと:マツケンサンバのみだと味気ない気がしたのでチャンバラを追加。最後にExileのChoo Choo Trainのキメを持ってくる。同期や2年生の先輩から貴重なアドバイスをもらい最終的な構成に至る。
- 学んだこと:メンバーの意見を募りまくる!ことが効果的。叩き案さえつくればあとは議論をファシリテートすることでCreativityに富んだアイデアが生まれてくる。このファシリテーションにはまだ疎いので今後更に勉強していきたい。
練習スケジュール
- やったこと:当日とテスト期間が重なったこと、総勢10名を越すメンバー数となったことを受け、調整が大変になる。が、ここは「決め」の問題だと判断し先に全体スケジュールを決めてメンバーにアナウンス。
- 学んだこと:ほぼ全員が決められた日時に参加してくれた。全員の都合を調整することはほぼ不可能と早めに判断し、早めにアナウンスしたことが吉と出た。逆にメンバーの方には忙しいスケジュールを調整してもらったり、プライベートや家族との時間を割いてもらったりと負担を生じてしまい申し訳なかった。
タスクの割り振りと練習内容
- やったこと:チャンバラは大学で剣道部に所属していた同期にほぼ全ての構成を依頼。浴衣の手配、小物の制作などもクラブの代表やメンバーとその家族!(Aさん、本当にありがとうございました)に依頼。結果、自分は振り付けの練習と進捗管理に専念。
- 学んだこと:大きなプロジェクトの場合はタスクを細かく分けて他のメンバーに協力を依頼する(巻き込む)ことが効果的だった。当初、すべてを自分で抱えようとしてしまっていた為に、逆に練習の下準備が疎かになりクオリティも上がらず迷惑をかけてしまった。協力を依頼してからは全体の練習クオリティも上がり結果として、成果が上がった。
メンバーからのコミットメントの求め方
- やったこと:出来る限り自身で振り付けを固めてから練習に挑んだ。更にメールは小まめに送り、英語でも自分の気持ちを伝えるようにした。
- 学んだこと:相手が外国人であれ日本人であれ本気度を見せてそれを相手に伝える努力をすれば伝わる、ということを学んだ。しかし同時にこれがアメリカ人やインド人などを含めた場合はまた困難さが膨らむんだろうなと推測。
今後の課題
- 最後のポイントに関してコミュニケーションの方法を多様化する必然性を痛感する。2年生の先輩から「Takaはパッション・共感型のリーダーシップを取るんだな」と冷静に分析されたことがきっかけ。笑 振り返れば、論理的に説明し、疑問点を払拭し安心感を相手に与えることでフォローを募る、というリーダーシップの取り方を用いてなかった。というよりも、その点に関する問題意識も持っていなかった。そしてまだうまくそれを実行するに足りる自信がないと感じた。自分の特徴や傾向を掴んだ上で相手によってコミュニケーション方法やリーダーシップの取り方を変えていくことは今後の課題である。リーダーである時ほど、自分を客観視することで常にリーダーとしてのクオリティをチェックしなければならないと痛感した。
以上、ただの祭り事のように見えて(笑)実際はとてつもなく貴重なTake AwayがあったRegional Nightだった。そして素晴らしいチームメートに恵まれて本当に幸せだった。至らない自分をサポートしてくれたことには感謝してもしきれない。
因みに一番嬉しかったのはダンスが終わって外に休憩にいく途中、普段あまり話さないアメリカ人のクラスメートが遠くからわざわざ近寄ってきて「Hey Taka, You are awesome, seriously!! I really enjoyed it. Thank you so much, man!!」と声をかけてくれた時だった。あの時握手された時に痛んだ手の感触はきっと忘れない。
因みに一番嬉しかったのはダンスが終わって外に休憩にいく途中、普段あまり話さないアメリカ人のクラスメートが遠くからわざわざ近寄ってきて「Hey Taka, You are awesome, seriously!! I really enjoyed it. Thank you so much, man!!」と声をかけてくれた時だった。あの時握手された時に痛んだ手の感触はきっと忘れない。
2013/01/27
二学期開始にあたって
明日から本格的に2学期が始まる。自分のパフォーマンスを上げてやるぞという意気込みからくるワクワク感と、またあのハードな毎日が来るのかという恐怖感を丁度半分ずつ持ち合わせながら。
1学期が終わって以来、まずLAに行きEntertainmantに触れた。その後、タイに行きThunderbirdのタイ人クラスメイトから「リアルなタイ」を教えてもらった。タイでの濃密な時間はおそらく一生忘れる事は無いと思う。人に親切にするということがどういうことなのか、をこのタイ人の友達から教わった。そしてタイ文化の奥行きの広さと「市場としての」タイのポテンシャルを見せ付けられ、ショックを受けた。ユニクロCEOの柳井氏が著書"現実を視よ"で言っていた「アジアの勢い」は本物だった。次の機会ではインドネシア、シンガポールに行こうと思う。
その後少しだけ日本に戻り、家族や友人と年始を過ごした。「外から入り直した」日本はとても素晴らしい国だった。ご飯やサービスのクオリティ、街のキレイさ、文化の美しさなど、以前は当たり前だったことが異様にも思えた。そして家族、友人、恩師に会い自分の置かれている環境が如何に恵まれたものであるかを再確認した。
そしてアメリカに戻りWinteriumという2週間のプログラムに参加。アメリカの西海岸における起業家風土に身を浸らせた。この時の模様はThunderbirdのJapan Club Blogに書かせてもらった。途中Winteriumを抜けて、この夏インターンシップをさせてもらう某米国ヘルスケア企業のmeet up eventに参加した。そこでは国際市場の第一線で活躍する多くの方々と話し、グローバルカンパニーの人材力と組織力の強さ、そして素晴らしい企業文化に触れた。
この一ヶ月は自分が過去に経験した事の無い程、多くの学びを実体験として積ましてもらった。その経験を終えて最終的に出てきた問いは「自分は将来どう生きたいのか?」という根本的なこと。世の中にはまだまだ知らないことが山積みされており、知れば知る程自分の無知を思い知らされる。そして世の中に存在する色んなチャンスや問題を発見する。その発見を通じて自問自答するに至る。自分は何に取り組むべきか、その為に今何を学ぶべきか。何に時間を費やすべきか。そういった重要な問いに再度向き合う事になったこともチャンスと捉えて考えていきたい。
そして今。明日からまた怒濤のようなMBAの日々が始まる。世界中から集まるクラスメートと意見を交わし自分を更にレベルアップさせていきたい。日本人としての意見を下手な英語でも臆する事無く発していく事を自分に誓う。一つだけ確かなのは、チャレンジングな状況になればなるほど自分は成長していけるということ。MBA生活もあと約1年半。この恵まれた期間を無駄にすることなく学び、ヘタレな自分の尻を叩いていきたい。
と、これを書いているうちに恐怖ではなく次第にワクワクの方が大きくなってきた。ブログを書く時間も大事だなと再確認する次第。笑
1学期が終わって以来、まずLAに行きEntertainmantに触れた。その後、タイに行きThunderbirdのタイ人クラスメイトから「リアルなタイ」を教えてもらった。タイでの濃密な時間はおそらく一生忘れる事は無いと思う。人に親切にするということがどういうことなのか、をこのタイ人の友達から教わった。そしてタイ文化の奥行きの広さと「市場としての」タイのポテンシャルを見せ付けられ、ショックを受けた。ユニクロCEOの柳井氏が著書"現実を視よ"で言っていた「アジアの勢い」は本物だった。次の機会ではインドネシア、シンガポールに行こうと思う。
その後少しだけ日本に戻り、家族や友人と年始を過ごした。「外から入り直した」日本はとても素晴らしい国だった。ご飯やサービスのクオリティ、街のキレイさ、文化の美しさなど、以前は当たり前だったことが異様にも思えた。そして家族、友人、恩師に会い自分の置かれている環境が如何に恵まれたものであるかを再確認した。
そしてアメリカに戻りWinteriumという2週間のプログラムに参加。アメリカの西海岸における起業家風土に身を浸らせた。この時の模様はThunderbirdのJapan Club Blogに書かせてもらった。途中Winteriumを抜けて、この夏インターンシップをさせてもらう某米国ヘルスケア企業のmeet up eventに参加した。そこでは国際市場の第一線で活躍する多くの方々と話し、グローバルカンパニーの人材力と組織力の強さ、そして素晴らしい企業文化に触れた。
この一ヶ月は自分が過去に経験した事の無い程、多くの学びを実体験として積ましてもらった。その経験を終えて最終的に出てきた問いは「自分は将来どう生きたいのか?」という根本的なこと。世の中にはまだまだ知らないことが山積みされており、知れば知る程自分の無知を思い知らされる。そして世の中に存在する色んなチャンスや問題を発見する。その発見を通じて自問自答するに至る。自分は何に取り組むべきか、その為に今何を学ぶべきか。何に時間を費やすべきか。そういった重要な問いに再度向き合う事になったこともチャンスと捉えて考えていきたい。
そして今。明日からまた怒濤のようなMBAの日々が始まる。世界中から集まるクラスメートと意見を交わし自分を更にレベルアップさせていきたい。日本人としての意見を下手な英語でも臆する事無く発していく事を自分に誓う。一つだけ確かなのは、チャレンジングな状況になればなるほど自分は成長していけるということ。MBA生活もあと約1年半。この恵まれた期間を無駄にすることなく学び、ヘタレな自分の尻を叩いていきたい。
と、これを書いているうちに恐怖ではなく次第にワクワクの方が大きくなってきた。ブログを書く時間も大事だなと再確認する次第。笑
2012/12/12
1st Trimester 後半の振り返り
1学期が終了した。テストが終了すると同時に毎晩みんなでご飯を食べ、お酒を飲み、そしてパーティに行った。そこでのみんなのはしゃぎっぷりといえば、まるで高校生、いやむしろ中学生のようだった。笑 学期中はあまりにみんなが真面目だった様子から「アメリカ人を筆頭に外国人は勉強に慣れているからストレスとかあんまり感じないんやな」と思い込んでいた。しかしそんなこと、ある筈がなかった。あのはしゃぎっぷりから一目瞭然だった。みんなも苦しさや辛さを隠してただけなんやな、と。笑
さて、話題から逸れたがここで1学期後半の授業を振り返ってみる。
■Global Marketing Strategy
文字通りマーケティング。コア授業ゆえのベーシックな内容。しかし扱ったケースはどれも興味深いものだったし、教授の教え方も非常に分かり易かった。個人的には少しだけバックグラウンドがあったことも手伝ってか、授業内で最も発言できたクラスだった。あと前回のポストでも触れたが、グループワークを通じて沢山の学びを得た。「国民性、地域性がもたらす価値観の差異」について、深く考える機会を得た。チームメイトとのディスカッションを通じて、この「違い」を交換できた経験は貴重だった。Global市場が叫ばれる中、企業の国際化が成功するか否かの要因のひとつにこの「違いに対する認識力」があると思われる。どんなに高品質な商品やサービスを作っても、価格が安くても結局その地域の顧客が満足する価値を提供できなければ成功することない。そのことを深く学べた授業だった。
■Finance Fundamentals
正直キツかった。。テスト前はほぼ徹夜で挑んだし、NPVやFVの求め方を実践する以前に、公式や専門用語の概念を理解するのに時間がかかった。「バックグラウンド無し」を地でいった感じである。苦笑 しかしこのfinance、終わってみるともっと勉強したいという欲が湧いた。理由としてはある先輩の存在がある。テスト前にわざわざ時間を割いて実施してくれた彼の解説は、とても分かり易くおもしろかった。正直、お金を支払う義務が生じるレベルだった。苦笑 保険やローンの考え方など色々役立つことも教わることができた。お陰でテストもなんとか乗り切ることができた、と思う。(正確に言うとまだ成績が出ていないので祈ってる状況。笑)この先輩はこの期に卒業し日本に帰る予定だが、次回会う時はファイナンス談義に華を割かせれるよう、今後も積極的に学び少しでも近づきたい。
■Data Analysis
この授業は前期からの継続授業。正直授業中はチンプンカンプンだったので復習とテスト勉強には本当に苦労した。しかしここでも前述の先輩に勉強のコツを教えてもらい、学期末テストでは満足できる点数が取れた。(テストのレベルが予想より簡単だったという声も聞こえてきたが。笑)正直未だにこの授業が今後の自分にどう生きてくるのかはわからない。が、2年生によるとこの授業で扱った統計アプローチを利用するクラスが選択科目にあるとのことでそこに期待。あとこれも余談だが、この授業で知った事は「インド人の数学が強い人の頭の回転は恐ろしい程早い」ということ。笑 教授はインド人女性だったが、毎回授業の後に質問に行った際、僕が話し始めるととたんに「あ〜それはこうでこうでこうなのよ」と瞬発的に回答してくれた。「いや僕まだ二言位しか発してないんやけど」と思いながらいつも教授の頭の回転に驚いていた。ゼロの概念を発明したインド人恐るべし、である。
■Competitive Strategy
戦略の授業。テキストのリーディング、ケースのリーディングの量が膨大だったことが記憶に新しい。睡眠時間をやたらと削られた。笑 でもこの授業の教授は個人的には大好きだった。授業に対するコミットメントの求め方も自分には合っていた。「ケースをしっかり読んでこい、そして発言しろ」とdemandingな教授だったが、その用意をするだけの価値があったと思う。この教授は数あるグローバルカンパニーで戦略を描き、コンサルタントしての経験も豊富だったからか、教えの内容がいつも具体的だった。「フレームワークなんかどこでも学べる。大事なのはそれをどう応用して、どう問題を解決するかだ」と実践的なアプローチを大切にしていたのが印象に残っている。
グループ課題で僕達がマイクロソフトのモバイルデバイスの戦略立案を選び、途中stuckして相談にいった時も、「MSのモバイルデバイスが成功するか否かが最重要ではない。MSが自らモバイルデバイスを作る事で何を実現しようとしているのかを考えろ」と貴重なアドバイスをもらった。授業後、個人的に質問しにいった時にも僕の質問の意図を丁寧に汲んでくれたし、真剣に回答してくれた。今後も彼からは多くのことを学びたいと思う。
■Global Political Economy
この授業を通して僕はグローバルエコノミーとは何たるか、を学んだ。経済史に残るイデオロギーを学び、そのイデオロギーの観点を使って近現代のグローバル経済の流れを紐解いた。教授はサンダーバードで最も有名な人の一人、Prof. Dashで毎回ユーモアを交えつつ興味深い授業を展開した。毎回の授業準備には膨大な量のリーディングが課せられ、正直付いていくのに必死だった。が、後半に近づくにつれて自分自身のニュースや新聞記事を読む観点がガラリと変わっていることに気が付いた。今までは考えもしなかったことに思いを巡らせながらニュースを読んでいる自分を感じれた。
今思えば教授は初回の授業でこう言っていた。「これからの3ヶ月で君たちの視点にレボリューションを起こします。期待してGlobal Political EconomyのWorldに身を浸らせて下さい。」と。3ヶ月後、確かに僕達はそれを目の当たりにすることになった。クラスメートの多くが同じ事を口にしていた。余談だが、カナダ人生徒がリーダーシップを取りこの授業を記念してTシャツを作る事になった。この教授の顔と彼が言った名言をデザインした。更にそのTシャツを教授にサプライズでプレゼントした。学期末テストには全員でそのシャツを着て試験に臨んだ。この生徒全員の行動が彼に対する生徒からの感謝と尊敬の表しであることは言うまでもなかった。
以上、今振り返ってみたらどれも自分にとってはとても意味のある授業だったと思われる。先輩からはコア授業はあまり面白くないと聞いていたが、自分としては面白さを判断する以前に正直付いていくのがやっとだった。苦笑 アメリカ式の授業スタイル自体が初体験だったし、英語で膨大な量のリーディングをこなすこともファイナンスや統計の勉強も全てが新しい経験だった。でもこの経験を通じて、少しだけ勉強の仕方が分かってきた気がするので、来学期は更に多くを学び、吸収し、そしてクラスメートとシェアしたいと思う。
特にグループワークでは遠慮してしまったこともあったのであとから猛省した。もっともっと主張していくことが自分には必要だと感じる。日本での業務経験を通じて得た自分の感覚と沢山の顧客、先輩、後輩から学んだことをサンダーバードでもっともっとシェアしたい。そしてその考えに他国のクラスメートや教授からのフィードバックをもらうことでより「使える」知識に発展させていきたいと思う。
(Global Political Economyの学期末試験後。
例のTシャツを着てみんなではしゃいでる、の図)
2012/12/04
Marketingのプレゼン〜日本に対する理解について
今日、Global Marketingの授業でプレゼンを実施した。昨晩は緊張と準備でまともに睡眠が取れず、終わってからどっと疲れ出た。昼寝から起きて再び授業に向かうのが辛かった。笑
この授業で組んだグループは総勢8名。僕以外にアメリカ人4人(コンサル出身やアフリカでの復興事業会社出身などバックグラウンドは様々)、ブラジル人、ベトナム人、それにタイ人。僕達はLinkedInの日本進出に関するマーケティング戦略の変更を提案した。ざっくり言うと、アメリカとは商習慣も文化も違う日本において、如何にLinkedInはマーケティングを行うか?という内容。プレゼンが終わってから沢山のクラスメートから質問や意見をもらった。みんなから日本に対する興味をストレートにぶつけられて嬉しかった。
最近、よく感じる事がある。世界中の人達はまだまだ日本に関心があるし、尊敬もされていると。ケーススタディでも日本の会社の成功事例が頻繁に出てくるし、最近まで世界でGDPランキングは2位だった。こういった例だけを見ても、日本の国のサイズの(物理的な)小ささを考えると、もう奇跡としかいいようが無い。日本にいると当たり前のことに思えてたが、こちらに来てから客観視できるようになった。もう本当にあり得ないとしか言いようが無い。それ故、世界の人は日本のことが理解できないんだと思う。と、同時に自分自身も日本についての理解が浅い事に気づかされた。特に、なぜ日本はこれほどまでに経済成長を遂げることができたのか、を。
単に人材レベルが高かっただけなのか、
経営レベルが高かったのか、
はたまたマーケットが伸びていただけなのか、
官民の連携がうまくいったからなのか、
もしくはアメリカや世界機関の助けのお陰か。
グループでディスカッションしている時も、今回クラスメートからプレゼン終了後に質問された時も、文化面や人々の感覚を説明することはできた。でも、本質的な日本の「成長」に関する質問をされた時、回答に行き詰まった。僕自身、「わかったつもり」になっていたんだということに気づけた。日本の今後の成長を論じるのも大事だが、それと同等に過去についてももっと深く知ろうと思う。そしてクラスのみんなにも的確に「日本を説明する」ことが、サンダーにおける僕の役割のひとつでもあると思う。
※余談※
プレゼン中、同じく英語に問題のあるタイ人が、僕のパートの前に必死で話していた。その姿を見て、強烈にモチベートされた。彼女はグローバルな会計系コンサルファーム出身者。きっとプライドもあるだろう。本当はもっとスムーズに話したい筈。それでも、必死に立ち向かっている姿を見て、緊張しまくっていた僕も腹をくくる事ができた。目の前で話す彼女を見ながら、「アジア人の底力を見せつけようぜ!」と心の中で叫んでいた。笑
この授業で組んだグループは総勢8名。僕以外にアメリカ人4人(コンサル出身やアフリカでの復興事業会社出身などバックグラウンドは様々)、ブラジル人、ベトナム人、それにタイ人。僕達はLinkedInの日本進出に関するマーケティング戦略の変更を提案した。ざっくり言うと、アメリカとは商習慣も文化も違う日本において、如何にLinkedInはマーケティングを行うか?という内容。プレゼンが終わってから沢山のクラスメートから質問や意見をもらった。みんなから日本に対する興味をストレートにぶつけられて嬉しかった。
最近、よく感じる事がある。世界中の人達はまだまだ日本に関心があるし、尊敬もされていると。ケーススタディでも日本の会社の成功事例が頻繁に出てくるし、最近まで世界でGDPランキングは2位だった。こういった例だけを見ても、日本の国のサイズの(物理的な)小ささを考えると、もう奇跡としかいいようが無い。日本にいると当たり前のことに思えてたが、こちらに来てから客観視できるようになった。もう本当にあり得ないとしか言いようが無い。それ故、世界の人は日本のことが理解できないんだと思う。と、同時に自分自身も日本についての理解が浅い事に気づかされた。特に、なぜ日本はこれほどまでに経済成長を遂げることができたのか、を。
単に人材レベルが高かっただけなのか、
経営レベルが高かったのか、
はたまたマーケットが伸びていただけなのか、
官民の連携がうまくいったからなのか、
もしくはアメリカや世界機関の助けのお陰か。
グループでディスカッションしている時も、今回クラスメートからプレゼン終了後に質問された時も、文化面や人々の感覚を説明することはできた。でも、本質的な日本の「成長」に関する質問をされた時、回答に行き詰まった。僕自身、「わかったつもり」になっていたんだということに気づけた。日本の今後の成長を論じるのも大事だが、それと同等に過去についてももっと深く知ろうと思う。そしてクラスのみんなにも的確に「日本を説明する」ことが、サンダーにおける僕の役割のひとつでもあると思う。
※余談※
プレゼン中、同じく英語に問題のあるタイ人が、僕のパートの前に必死で話していた。その姿を見て、強烈にモチベートされた。彼女はグローバルな会計系コンサルファーム出身者。きっとプライドもあるだろう。本当はもっとスムーズに話したい筈。それでも、必死に立ち向かっている姿を見て、緊張しまくっていた僕も腹をくくる事ができた。目の前で話す彼女を見ながら、「アジア人の底力を見せつけようぜ!」と心の中で叫んでいた。笑
2012/11/21
インターンシップのオファーを獲得するまで
MBAの授業が始まる一学期早々、日本人は就職活動を開始しなければならない。インターンシップという機会が来年夏に訪れるからだ。その為に11月に開催されるボストンキャリアフォーラムに参加し、企業の面接を受ける必要がある。
僕の場合、渡米前から「インターンシップをアメリカと日本で2つする」という目標を設定していた。一つはUSでMusic Industryを、もう一つは日本でGlobal Company(industryは問わず)。このうち後者について、自慢はできないが一定の結果を残す事ができた。今回はこの日本でのインターンシップ獲得に関する経験を今後就活をする方の為にシェアしたい。僕が何を思い、どういった活動をしたか?ボストンキャリアフォーラムに臨む前に何をしたのか?を順に書いていこうと思う。
■渡米前
- キャリアをもう一度ゼロから考え始めていた。が、正直なところ自分が人生において何を成し遂げたいのか、何を成し遂げるべきかをイマイチ掴みきれていなかった。
- 取りあえず情報収集。MBA生を専門で扱う就職斡旋会社のセミナーや就職フェアに参加。開催は殆ど東京。大阪在住だった為、かなりの費用がかかった。
- 塾の先輩である現在UNCに通うIさんから「インターンシップ獲得に向けたガイダンス」を開いてもらう。細かい情報をシェアしてもらい留学後のイメージを掴むには最適な機会だった。
- その他MBA生のネットワーキングパーティで沢山の方と知り合い、就活に関する意識をシェアした。Top校の方達は皆頭が良く、モチベーションも高い人達が多かった。話をしているだけで刺激を受けたし、テンションが上がった。今でもこの輪は凄く大切で、大好きなコミュニティのひとつ。
■渡米後〜ボストンキャリアフォーラムまで
- Thunderのキャリアセンターの授業を履修。レジュメの書き方からインタビューでの想定質問など幅広くカバー。しかし内容がありきたりだった為、ここで多くを望むことを諦める。
- 一方で個別にサポートしてくれたキャリアセンターのCarlaには多くの相談に乗ってもらった。僕の長期のキャリアイメージに対し、的確なプランをアドバイスしてくれた。Thunderに私費で留学する人は彼女にコンタクトを取る事を強くオススメする。CMC Profile: Carla Schroeder
- Thunderの先輩(2年生)にレクチャーをしてもらった。ボストンキャリアフォーラムでの時間の使い方、準備の仕方、自身の経験を細かくシェアしてもらい、非常に参考になった。更に、個別にコンタクトをとって相談に乗ってもらった。先輩の手厚いサポートに感謝しっ放しだった。
- 受験時にお世話になった他スクールの先輩にもコンタクトを取り、就職の相談に乗ってもらった。Thunder以外の方の視点、既にMBAを卒業して働いている方の視点は生々しく、響く言葉が多かった。
- Thunderの先輩日本人に大手の人事出身の方がおり、インタビュートレーニングをしてもらう。Tipsは機密事項の為ここでは書けないが、間違いなくこの先輩のサポートが無ければ内定を獲得できていなかったと思う。インタビュートレーニング自体は2回だったが、ここで「勝つインタビューとはどういうものか」を強く認識できた。
- Thunderの先輩アメリカ人にこれまた日本の大手玩具メーカーの人事出身の方がおり、レジュメの添削、インタビュートレーニング(英語)をしてもらった。アメリカ人の人事の方の考え方や実際の面接の雰囲気などを味わうことができた。また、結構指導がハードだったので甘えを捨てて就活に臨むことができた。
ざっと書いたが、改めて如何に自分が周りの方から暑いサポートを受けていたかがわかる。感謝の二文字しか浮かばない。
渡米前、僕は自分のこれまでのキャリアに関し多少の自信があった(筈だった)。けれど、アメリカに来て以来、それも見事に打ち砕かれた。英語の出来なさと学業のハードさから完全に自信を喪失していた。インターンの就活も正直内定を取れるとは微塵も想像していなかった。しかし、上記のThunderの先輩二名とCarlaのお陰で自信を取り戻すことができた。みんな一様に「TakaにはTakaにしかないキャリア上の強みと専門性がある。だからもっと自信を持って就活に臨むべき。」と激励してくれた。お陰で、「別に失うもんなんかないし、思いっきり準備して、思いっきり自分をアピールして帰ってこよう」と開き直ることができた。
Thunderbirdは決してTOPスクールではない。でもThunderにしかないリソースがあるし、Thunderでしか出会う事ができなかった人達が沢山いる。その恩恵を受ける事ができただけでこの学校に来た価値は果てしなく大きいと思う。ボストンキャリアフォーラムの直前はまともに睡眠も取れずハードだったけど、このサポートを絶対に無駄にはできない、と踏ん張ることができた。更にもう一名(ライバルであり、良き仲間であり、先輩?である人)からも貴重なアドバイスを受けた。彼女にも感謝しても仕切れない。
この就活を通して学んだ事は、differentiateの重要性。自分の強みを客観的に認識し、それを前面に押し出すことで徹底した差別化を図る事が大切だということ。自分が受けた恩恵とこの教えを生かしてアメリカでのインターンもなんとかGetしたい。日本人、純ドメ+業界経験無しの自分にとってはとてつもなくハードルが高い。従って相当の努力が必要になるが、諦めずに目標を達成したい。そしてお世話になった方々に恩返しができるよう、ビジネスマンとしても人間としてももっと成長していきたい。
僕の場合、渡米前から「インターンシップをアメリカと日本で2つする」という目標を設定していた。一つはUSでMusic Industryを、もう一つは日本でGlobal Company(industryは問わず)。このうち後者について、自慢はできないが一定の結果を残す事ができた。今回はこの日本でのインターンシップ獲得に関する経験を今後就活をする方の為にシェアしたい。僕が何を思い、どういった活動をしたか?ボストンキャリアフォーラムに臨む前に何をしたのか?を順に書いていこうと思う。
■渡米前
- キャリアをもう一度ゼロから考え始めていた。が、正直なところ自分が人生において何を成し遂げたいのか、何を成し遂げるべきかをイマイチ掴みきれていなかった。
- 取りあえず情報収集。MBA生を専門で扱う就職斡旋会社のセミナーや就職フェアに参加。開催は殆ど東京。大阪在住だった為、かなりの費用がかかった。
- 塾の先輩である現在UNCに通うIさんから「インターンシップ獲得に向けたガイダンス」を開いてもらう。細かい情報をシェアしてもらい留学後のイメージを掴むには最適な機会だった。
- その他MBA生のネットワーキングパーティで沢山の方と知り合い、就活に関する意識をシェアした。Top校の方達は皆頭が良く、モチベーションも高い人達が多かった。話をしているだけで刺激を受けたし、テンションが上がった。今でもこの輪は凄く大切で、大好きなコミュニティのひとつ。
■渡米後〜ボストンキャリアフォーラムまで
- Thunderのキャリアセンターの授業を履修。レジュメの書き方からインタビューでの想定質問など幅広くカバー。しかし内容がありきたりだった為、ここで多くを望むことを諦める。
- 一方で個別にサポートしてくれたキャリアセンターのCarlaには多くの相談に乗ってもらった。僕の長期のキャリアイメージに対し、的確なプランをアドバイスしてくれた。Thunderに私費で留学する人は彼女にコンタクトを取る事を強くオススメする。CMC Profile: Carla Schroeder
- Thunderの先輩(2年生)にレクチャーをしてもらった。ボストンキャリアフォーラムでの時間の使い方、準備の仕方、自身の経験を細かくシェアしてもらい、非常に参考になった。更に、個別にコンタクトをとって相談に乗ってもらった。先輩の手厚いサポートに感謝しっ放しだった。
- 受験時にお世話になった他スクールの先輩にもコンタクトを取り、就職の相談に乗ってもらった。Thunder以外の方の視点、既にMBAを卒業して働いている方の視点は生々しく、響く言葉が多かった。
- Thunderの先輩日本人に大手の人事出身の方がおり、インタビュートレーニングをしてもらう。Tipsは機密事項の為ここでは書けないが、間違いなくこの先輩のサポートが無ければ内定を獲得できていなかったと思う。インタビュートレーニング自体は2回だったが、ここで「勝つインタビューとはどういうものか」を強く認識できた。
- Thunderの先輩アメリカ人にこれまた日本の大手玩具メーカーの人事出身の方がおり、レジュメの添削、インタビュートレーニング(英語)をしてもらった。アメリカ人の人事の方の考え方や実際の面接の雰囲気などを味わうことができた。また、結構指導がハードだったので甘えを捨てて就活に臨むことができた。
ざっと書いたが、改めて如何に自分が周りの方から暑いサポートを受けていたかがわかる。感謝の二文字しか浮かばない。
渡米前、僕は自分のこれまでのキャリアに関し多少の自信があった(筈だった)。けれど、アメリカに来て以来、それも見事に打ち砕かれた。英語の出来なさと学業のハードさから完全に自信を喪失していた。インターンの就活も正直内定を取れるとは微塵も想像していなかった。しかし、上記のThunderの先輩二名とCarlaのお陰で自信を取り戻すことができた。みんな一様に「TakaにはTakaにしかないキャリア上の強みと専門性がある。だからもっと自信を持って就活に臨むべき。」と激励してくれた。お陰で、「別に失うもんなんかないし、思いっきり準備して、思いっきり自分をアピールして帰ってこよう」と開き直ることができた。
Thunderbirdは決してTOPスクールではない。でもThunderにしかないリソースがあるし、Thunderでしか出会う事ができなかった人達が沢山いる。その恩恵を受ける事ができただけでこの学校に来た価値は果てしなく大きいと思う。ボストンキャリアフォーラムの直前はまともに睡眠も取れずハードだったけど、このサポートを絶対に無駄にはできない、と踏ん張ることができた。更にもう一名(ライバルであり、良き仲間であり、先輩?である人)からも貴重なアドバイスを受けた。彼女にも感謝しても仕切れない。
この就活を通して学んだ事は、differentiateの重要性。自分の強みを客観的に認識し、それを前面に押し出すことで徹底した差別化を図る事が大切だということ。自分が受けた恩恵とこの教えを生かしてアメリカでのインターンもなんとかGetしたい。日本人、純ドメ+業界経験無しの自分にとってはとてつもなくハードルが高い。従って相当の努力が必要になるが、諦めずに目標を達成したい。そしてお世話になった方々に恩返しができるよう、ビジネスマンとしても人間としてももっと成長していきたい。
2012/11/12
クラブ活動について
Thunderbirdでは多くのクラブが存在する。投資クラブやコンサルティングクラブといった専門的なものからサッカーやラグビーなどのスポーツ系、チャイナやラテンアメリカといった地域系クラブ等など。ちなみに僕は下記のクラブに登録している。1学期はインターンの就職活動と授業でてんやわんやで殆ど活動には参加できていないけど。。
・Thunderbird Entrepreneurship Network
(起業クラブ)
・Society for Human Resource Management Student Chapter
(人材マネージメントのクラブ)
・Family Business Club
(家業を持ってる人が集まるクラブ)
・Japan Club
(日本文化を広めようぜってクラブ)
・Global Sounds
(バンドのクラブ。Partyなんかがあったら演奏する感じ)
・Soccer Club
(サッカークラブ。下手なのに入ってる。笑)
上記のうち今一番力をいれてるのはJapan Club。僕はEvent担当というポジションを割り当ててもらっている。仕事内容は、学期中に開催される各種イベントを仕切ったり準備したりする。あとFacebookのページを管理したり、更新したり。ちなみにページのリンクはこちら。クラブの目的としてはサンダーの学生とその家族に日本文化を広めて、できる限り日本の事を知ってもらおうというもの。大変だが結構やりがいがある。
あと今後の予定はRegional Nightでのパフォーマンス。Thunderでは一年に数回このRegional Nightというパーティがある。全世界の出し物を出しあって世界中の文化を堪能しようというもので、今年は来月に控えている。そこで日本っぽい出し物をする予定で、それを僕が全部仕切らせてもらうことになった。構成を考えて人数を集めてダンスの振り付けを決めて練習する。日本人だけでなく日本好きな外国人も集まる予定なので考えただけでぞっとするが(笑) せっかくもらったチャンスなので存分に生かしたい。何をやるか?はまだ書けないけどとりあえず僕は和太鼓を叩くためにフェニックス在住のプロの方に弟子入りすることになった。
Thunderbirdに来て痛感する事が「世界における日本のプレゼンス(存在感)」は圧倒的に落ちている。話の中心は今でも米国で、アジアといえば中国が引き合いに出される。正直悔しいし、もどかしい。が、簡単に諦める訳もなく、せめてまずはThunderbirdの中でも「おお日本人やるな~」というところをアピールしたい。ストリートダンスのクオリティでは負けるしやサルサは踊れないしラップもできないが、日本には誇るべき文化がある。そして宴会芸は日本人の十八番。故に実力の差を見せつけたいと虎視眈眈、勝機をうかがっている(笑)
(※写真は先月開催したお好み焼きパーティの模様。撮影者、僕。)
2012/11/05
授業での発言について
アメリカの大学院ではクラスへの貢献度が成績評価に直結する。Thunderbirdにおいても大体のクラスで20%~30%の割合がこのクラスへの貢献に割かれている。そしてこのクラスへの貢献、つまりは授業中の発言がインターナショナルの学生にとっては一番の関門になる。今回はこの点について振り返りたい。
まず今の状態を例えると、英語というOSを組み込みながら同時に新しいアカデミックな知識というアプリケーションを積むことにトライしている、と言える。どちらか一方でも僕にとっては大変なことなのに、それを同時に実現しようとしているから、もはや無茶である(笑) 加えて教授もインディアンアクセントのある人からモゴモゴしゃべる人まで多岐に渡る。更に、授業中にNativeの学生とアクセントを持ったインド人がガンガン発言するので、議論についていくのが物凄くchallenging。最初のころは議論についていけ無さ過ぎて泣きかけたこともあった(これは実話である。笑) まぁでもそのうちなんとかなるやろうと思っていたけど、それが対策なしではなんともならないことが最近解った。具体的な対策を経験を交えて書いていきたい。
1、一も二にもとにかく準備
一度にOSとアプリの双方に負荷をかけると僕のCPU(脳みそ)はフリーズしてしまうので、どちらか一方の負担を最大限に軽くしないといけない。要は、短期間で英語(特にListening)が上達することはあり得ないので、授業の準備をして少しでも事前に知識を頭に入れて臨むことが必須。あと、ケースについては読んで事前に答えを用意して、授業に行く前にブツブツつぶやいて記憶してから臨む。そうすると、不思議なことにチャンスが訪れる。「きたー!ここが出番や!」という瞬間が訪れる。あとはそこをキャッチできるか否かが鍵。授業でこの瞬間を捉えた時の爽快感は言うまでもないし、逃した時の虚無感は本当に耐えがたい。
あと最近気づいたことは、+αの意見を用意しておくことが重要だと思う。例えば、教授が質問してくるであろうことをある程度予想して、それに対する意見+アジア人・日本人からの視点を交える、等。これはまだ100%実践できていないので今後の課題。
2、マインドセットを入れ換える
前回のグループプロジェクトに関するポストでも書いたが、やはりメンタルの問題が影響する。少しでもビビったら手が挙げれなくなる。そして躊躇すれば話題が次に移っているのでもうチャンスは二度とやってこない。「教授が求めてる答えと違ったらどうしよう」「クラスメイトに、あいつの意見はレベルが低いなと思われたらどうしよう」など、自問自答した瞬間にもう機会を逸している。
1学期の前半は何度これで失敗したか分からない。相当悩んだし、このままだとダメだと強烈に自省した。結果、これまでの自分のスタイルを全部否定しようと思った。完全にマインドセットを変えて授業に臨むことに決めた。「この授業に関しては自分が一番準備した。そして業務経験もある。だから自分がこの授業は引っ張っていく」くらいの気持ちで臨んでいる。というかそれ位の気持ちで臨んでやっと1回か2回発言できるかどうかなので、自分にとっては丁度いい。
そしてもう「この意見が別に流れを汲んでいようがいまいが知ったこっちゃない」と思うようにしているし、「別に間違ったところで死ぬわけじゃないし、ある意味どうでもいいや」と開き直るようにした。このマインドセットの入れ換えが最近、物凄くプラスに働きだしている。
3、発言+集中し易い環境を作る
ちょっとした工夫だが、授業は一番前か二列目に座る。なぜか?後ろの方に座ってしまうとみんなの顔が見えてしまうので緊張感が高まる。且つ、誰も手を挙げていない状態では自分が先頭を切りにくくなる。それを防ぐために必ず二列目より前に座るようにしている。そうすることで、余計なプレッシャーを感じることなく、手を挙げやすい環境を作る。更にあたかも教授が自分に問いかけてるかの如く感じれるように、授業に集中できる環境も生み出せる。
以上。今後もこの点は改善を重ねていきたい。この前はマーケティングのクラスで発言したところ、授業の後でクラスメート数人から声をかけられた。「あの発言、イケてたな」みたいなことを言われて、嬉しかったと同時に、やはりみんな誰が発言してるのかよく見てるなと感じた。こうした日々の積み重ねによって、徐々に信頼を獲得していきたいし、日本人代表としてもっと外国人に認められなければいけないと思っている。
まず今の状態を例えると、英語というOSを組み込みながら同時に新しいアカデミックな知識というアプリケーションを積むことにトライしている、と言える。どちらか一方でも僕にとっては大変なことなのに、それを同時に実現しようとしているから、もはや無茶である(笑) 加えて教授もインディアンアクセントのある人からモゴモゴしゃべる人まで多岐に渡る。更に、授業中にNativeの学生とアクセントを持ったインド人がガンガン発言するので、議論についていくのが物凄くchallenging。最初のころは議論についていけ無さ過ぎて泣きかけたこともあった(これは実話である。笑) まぁでもそのうちなんとかなるやろうと思っていたけど、それが対策なしではなんともならないことが最近解った。具体的な対策を経験を交えて書いていきたい。
1、一も二にもとにかく準備
一度にOSとアプリの双方に負荷をかけると僕のCPU(脳みそ)はフリーズしてしまうので、どちらか一方の負担を最大限に軽くしないといけない。要は、短期間で英語(特にListening)が上達することはあり得ないので、授業の準備をして少しでも事前に知識を頭に入れて臨むことが必須。あと、ケースについては読んで事前に答えを用意して、授業に行く前にブツブツつぶやいて記憶してから臨む。そうすると、不思議なことにチャンスが訪れる。「きたー!ここが出番や!」という瞬間が訪れる。あとはそこをキャッチできるか否かが鍵。授業でこの瞬間を捉えた時の爽快感は言うまでもないし、逃した時の虚無感は本当に耐えがたい。
あと最近気づいたことは、+αの意見を用意しておくことが重要だと思う。例えば、教授が質問してくるであろうことをある程度予想して、それに対する意見+アジア人・日本人からの視点を交える、等。これはまだ100%実践できていないので今後の課題。
2、マインドセットを入れ換える
前回のグループプロジェクトに関するポストでも書いたが、やはりメンタルの問題が影響する。少しでもビビったら手が挙げれなくなる。そして躊躇すれば話題が次に移っているのでもうチャンスは二度とやってこない。「教授が求めてる答えと違ったらどうしよう」「クラスメイトに、あいつの意見はレベルが低いなと思われたらどうしよう」など、自問自答した瞬間にもう機会を逸している。
1学期の前半は何度これで失敗したか分からない。相当悩んだし、このままだとダメだと強烈に自省した。結果、これまでの自分のスタイルを全部否定しようと思った。完全にマインドセットを変えて授業に臨むことに決めた。「この授業に関しては自分が一番準備した。そして業務経験もある。だから自分がこの授業は引っ張っていく」くらいの気持ちで臨んでいる。というかそれ位の気持ちで臨んでやっと1回か2回発言できるかどうかなので、自分にとっては丁度いい。
そしてもう「この意見が別に流れを汲んでいようがいまいが知ったこっちゃない」と思うようにしているし、「別に間違ったところで死ぬわけじゃないし、ある意味どうでもいいや」と開き直るようにした。このマインドセットの入れ換えが最近、物凄くプラスに働きだしている。
3、発言+集中し易い環境を作る
ちょっとした工夫だが、授業は一番前か二列目に座る。なぜか?後ろの方に座ってしまうとみんなの顔が見えてしまうので緊張感が高まる。且つ、誰も手を挙げていない状態では自分が先頭を切りにくくなる。それを防ぐために必ず二列目より前に座るようにしている。そうすることで、余計なプレッシャーを感じることなく、手を挙げやすい環境を作る。更にあたかも教授が自分に問いかけてるかの如く感じれるように、授業に集中できる環境も生み出せる。
以上。今後もこの点は改善を重ねていきたい。この前はマーケティングのクラスで発言したところ、授業の後でクラスメート数人から声をかけられた。「あの発言、イケてたな」みたいなことを言われて、嬉しかったと同時に、やはりみんな誰が発言してるのかよく見てるなと感じた。こうした日々の積み重ねによって、徐々に信頼を獲得していきたいし、日本人代表としてもっと外国人に認められなければいけないと思っている。
2012/10/24
1学期中間までを振り返る
1学期の丁度半分が終了した。1週間前にMid-termの試験が終わり、その日のうちにアリゾナを発ち、ボストンに向かいキャリアフォーラムに参加した。ボストンの後は、ニューヨークに移り、今までの鬱憤を発散するかのごとく(笑)3日間遊び抜いた。そして今、アリゾナに帰る飛行機の中でこれを書いている。今日はMid-termまでの学校生活を振り返りたい。
まずはざっと履修した授業の振り返から。
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Ethics and Governance
ビジネス倫理学を学ぶ。ケーススタディを通してビジネスにおける様々な意思決定、行動を如何に倫理に基づきながら実行するか、を学ぶ(更にこの「倫理」とは何か、を考える)。個人的には非常におもしろく学びを得た科目。特に異なるステークホルダー(利害関係者)を書き出し、自分が倫理に基づくある行動(例えば、誰かの悪しき行動を上司に口外する、等)に出た時に、+
−のどちらの作用が働くかを分析し、その分析結果を踏まえて自分の行動の質を更に向上させることができるか否か、学ぶ。このフレームワークはとても実践的であるという印象を持った。
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Data Analysis
文字通り、データ分析。日本で言うところの統計学。それ以上でもそれ以下でもない。大学時代に履修していた筈だが内容は見事に全て忘れていた。拠って苦しんだ。苦笑 更に教授がインド人の女性でインディアンアクセントが強く、極端な早口であったため、付いていくのがやっとだった。ただ、なんとか中間試験までには、数学の得意な中国人の友達に教えてもらってキャッチアップすることができた。心優しき友達に感謝。
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Multi Cultural Communication
この授業は非常に面白かった。グローバル市場におけるリーダーとしてのマインドセットはどうあるべきか?を毎回ケースを用いて議論する。サンダーバードの特徴である「グローバル」というキーワードについて毎回みんなで徹底的に議論した。また、グローバルとは何かを考えれば考える程、「そもそも日本はどうなのか?」という問いに対する答えを同時に考えさせられた。この授業の教授は僕にグローバルな視点だけではなく、日本を省みる視点を与えてくれた。まだまだ理解できていないと思うけど、今現在はグローバルマインドセットとは「柔軟性」であり「自分の中の先入観に気づくこと」だと思っている。
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Competing Through People
クラスのタイトルがよく分からないが(笑)実際は組織マネジメント論+リーダーシップ論の基礎。この授業は多くの挫折と学びを授けてくれた。「如何に周りに貢献するか」を嫌というほど考えさせられたし、悩んだ。チームでのケース分析、レポート執筆、プレゼンが課せられ、満足に貢献できずにへこみまくった。この点については別途、以下に書きたいのでここでは詳細割愛。
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Accounting
会計学。ベースが無かった自分にとっては一番辛い授業だった。更に追い打ちをかけて教授のteaching
styleに最後まで馴染めなかった。基礎を飛ばしていきなり発展から始めるなど、会計士の友達に言わせればかなり無茶な感じ、とのこと。笑 拠って、正直会計の基礎が身に付いたという実感が全くない。(単にテストを切り抜けただけ、という感じ)1学期の後半は会計学が無いため、自分でゼロから勉強し直す予定。
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Career Development
キャリアセンターから就職活動に向けた考え方やスキルを教わるクラス。このクラスは進むスピードが遅かったため(日本人はボストンキャリアフォーラムに参加する為、アメリカ人よりも早く準備する為、皆そう感じるとのこと)、僕は個別にセンターのスタッフにカウンセリングをお願いした。サンダーでは生徒一人一人に対しキャリア専門のスタッフがカウンセラーとしてサポートしてくれる。僕のカウンセラーはCarlaというグローバル企業の元人事経験者で非常に知見が広く、貴重なアドバイスをくれる。本当にお世話になっている。
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Global Political Economy
グローバル経済の変遷を学ぶ。現代経済史をイデオロギーや経済情勢を絡めて考える授業。とても多くの学びを得た。IMFの機能や今の経済情勢を形作っている要素や背景など。教授の説明がとにかく分かり易い+人柄がとても魅力的で流石はサンダーにおける看板教師の一人。しかしこの授業、テスト範囲があり得ない程広く、リーディングの量が尋常ではなかった。ネイティブの学生も外国人同様に、テスト前は死にかけていた。笑
次にラーニングチーム(グループ)における試行錯誤を綴りたい。
前述のCompeting Through Peopleにおけるチームプロジェクトについて。まずチームメイトは僕を除いて5人でアメリカ人3人、エジプト人、キルギスタン人。僕以外、英語に全く問題がなかった為、議論のスピードがめちゃくちゃ早かった。ペーパーのライティングもネイティブの表現ばかりなので僕の出る幕が無い。残りの望みはプレゼン!ということで、パワーポイントが得意な僕は「ここだ!」と思いきや、最近登場したPreziというソフトを使用した為、これも実力を発揮できず。このチームにおいては本当に悩んだし、貢献できないのは英語ができないからなのか、そもそも実力や経験がないのか分からなくなり苦しかった。とはいえ、最終的にはある学びを得たので、それについて記したい。
「自分の意見は自信を持って発言する」ことが何よりも大切
至極当たり前だけど、このマインドセットが重要だと思う。なぜなら、アメリカ人の多くはビジネス経験が浅い(大体3年位)拠って僕たちが普通に知っていることも知らない、というケースが頻発するからだ。例えば僕たちが扱った組織のリストラに関するケースにおいて、リストラ後に如何に組織をマネージするか、を議論していた時、みんなめちゃくちゃ細部に拘っていた。そこで僕が「まずKPIを設定して、その指標を全員で追えば目標が統一されるんじゃないか?」と言った。すると皆「Taka、KPIって何すか?」と聞いてきた。かなり驚いたけど、異なるバックグラウンドの人たちと議論するってこうゆう事なのかと目から鱗だった。更に、プレゼンの論理構成を議論していた時も、僕が微修正すると「Takaのお陰でプレゼンをしていて心地よくなった。話し易くなった」を言ってくれた。具体例を上げればキリがないけど、こうゆうことは頻繁に起こった。同時に僕自身も知らないことを沢山教わったし、新しい発見もあった。
この経験を通じて、
チームメイトの誰かが重要だと感じる事はチームのみんなにとっても意味のあることだ。
ということに気づかされた。拠って、自分の意見を躊躇っていては、チームに対する貢献が減るだけではなくチームのパフォーマンス全体に影響する、ということを痛感した。
拠って、あとは自分の英語力を卑下することなくSpeak Outできるかどうか、更にはうまく説明し相手に伝える為に、その手段を工夫できるか否か(準備のレベルを上げれることができるか)にかかっていると思う。
この学びから、次の学期では恐れることなく自分の意見をしっかり伝えた上で、チームとしてのパフォーマンスを上げ、更には自分自身のラーニングスタイルをゼロからもう一度構築していきたいと思う。
次回は授業中における発言について書きたいと思う。
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