2012/12/12

1st Trimester 後半の振り返り


1学期が終了した。テストが終了すると同時に毎晩みんなでご飯を食べ、お酒を飲み、そしてパーティに行った。そこでのみんなのはしゃぎっぷりといえば、まるで高校生、いやむしろ中学生のようだった。笑 学期中はあまりにみんなが真面目だった様子から「アメリカ人を筆頭に外国人は勉強に慣れているからストレスとかあんまり感じないんやな」と思い込んでいた。しかしそんなこと、ある筈がなかった。あのはしゃぎっぷりから一目瞭然だった。みんなも苦しさや辛さを隠してただけなんやな、と。笑

さて、話題から逸れたがここで1学期後半の授業を振り返ってみる。


■Global Marketing Strategy

文字通りマーケティング。コア授業ゆえのベーシックな内容。しかし扱ったケースはどれも興味深いものだったし、教授の教え方も非常に分かり易かった。個人的には少しだけバックグラウンドがあったことも手伝ってか、授業内で最も発言できたクラスだった。あと前回のポストでも触れたが、グループワークを通じて沢山の学びを得た。「国民性、地域性がもたらす価値観の差異」について、深く考える機会を得た。チームメイトとのディスカッションを通じて、この「違い」を交換できた経験は貴重だった。Global市場が叫ばれる中、企業の国際化が成功するか否かの要因のひとつにこの「違いに対する認識力」があると思われる。どんなに高品質な商品やサービスを作っても、価格が安くても結局その地域の顧客が満足する価値を提供できなければ成功することない。そのことを深く学べた授業だった。


■Finance Fundamentals
正直キツかった。。テスト前はほぼ徹夜で挑んだし、NPVやFVの求め方を実践する以前に、公式や専門用語の概念を理解するのに時間がかかった。「バックグラウンド無し」を地でいった感じである。苦笑 しかしこのfinance、終わってみるともっと勉強したいという欲が湧いた。理由としてはある先輩の存在がある。テスト前にわざわざ時間を割いて実施してくれた彼の解説は、とても分かり易くおもしろかった。正直、お金を支払う義務が生じるレベルだった。苦笑 保険やローンの考え方など色々役立つことも教わることができた。お陰でテストもなんとか乗り切ることができた、と思う。(正確に言うとまだ成績が出ていないので祈ってる状況。笑)この先輩はこの期に卒業し日本に帰る予定だが、次回会う時はファイナンス談義に華を割かせれるよう、今後も積極的に学び少しでも近づきたい。


■Data Analysis
この授業は前期からの継続授業。正直授業中はチンプンカンプンだったので復習とテスト勉強には本当に苦労した。しかしここでも前述の先輩に勉強のコツを教えてもらい、学期末テストでは満足できる点数が取れた。(テストのレベルが予想より簡単だったという声も聞こえてきたが。笑)正直未だにこの授業が今後の自分にどう生きてくるのかはわからない。が、2年生によるとこの授業で扱った統計アプローチを利用するクラスが選択科目にあるとのことでそこに期待。あとこれも余談だが、この授業で知った事は「インド人の数学が強い人の頭の回転は恐ろしい程早い」ということ。笑 教授はインド人女性だったが、毎回授業の後に質問に行った際、僕が話し始めるととたんに「あ〜それはこうでこうでこうなのよ」と瞬発的に回答してくれた。「いや僕まだ二言位しか発してないんやけど」と思いながらいつも教授の頭の回転に驚いていた。ゼロの概念を発明したインド人恐るべし、である。


■Competitive Strategy
戦略の授業。テキストのリーディング、ケースのリーディングの量が膨大だったことが記憶に新しい。睡眠時間をやたらと削られた。笑 でもこの授業の教授は個人的には大好きだった。授業に対するコミットメントの求め方も自分には合っていた。「ケースをしっかり読んでこい、そして発言しろ」とdemandingな教授だったが、その用意をするだけの価値があったと思う。この教授は数あるグローバルカンパニーで戦略を描き、コンサルタントしての経験も豊富だったからか、教えの内容がいつも具体的だった。「フレームワークなんかどこでも学べる。大事なのはそれをどう応用して、どう問題を解決するかだ」と実践的なアプローチを大切にしていたのが印象に残っている。

グループ課題で僕達がマイクロソフトのモバイルデバイスの戦略立案を選び、途中stuckして相談にいった時も、「MSのモバイルデバイスが成功するか否かが最重要ではない。MSが自らモバイルデバイスを作る事で何を実現しようとしているのかを考えろ」と貴重なアドバイスをもらった。授業後、個人的に質問しにいった時にも僕の質問の意図を丁寧に汲んでくれたし、真剣に回答してくれた。今後も彼からは多くのことを学びたいと思う。


■Global Political Economy
この授業を通して僕はグローバルエコノミーとは何たるか、を学んだ。経済史に残るイデオロギーを学び、そのイデオロギーの観点を使って近現代のグローバル経済の流れを紐解いた。教授はサンダーバードで最も有名な人の一人、Prof. Dashで毎回ユーモアを交えつつ興味深い授業を展開した。毎回の授業準備には膨大な量のリーディングが課せられ、正直付いていくのに必死だった。が、後半に近づくにつれて自分自身のニュースや新聞記事を読む観点がガラリと変わっていることに気が付いた。今までは考えもしなかったことに思いを巡らせながらニュースを読んでいる自分を感じれた。

今思えば教授は初回の授業でこう言っていた。「これからの3ヶ月で君たちの視点にレボリューションを起こします。期待してGlobal Political EconomyのWorldに身を浸らせて下さい。」と。3ヶ月後、確かに僕達はそれを目の当たりにすることになった。クラスメートの多くが同じ事を口にしていた。余談だが、カナダ人生徒がリーダーシップを取りこの授業を記念してTシャツを作る事になった。この教授の顔と彼が言った名言をデザインした。更にそのTシャツを教授にサプライズでプレゼントした。学期末テストには全員でそのシャツを着て試験に臨んだ。この生徒全員の行動が彼に対する生徒からの感謝と尊敬の表しであることは言うまでもなかった。



以上、今振り返ってみたらどれも自分にとってはとても意味のある授業だったと思われる。先輩からはコア授業はあまり面白くないと聞いていたが、自分としては面白さを判断する以前に正直付いていくのがやっとだった。苦笑 アメリカ式の授業スタイル自体が初体験だったし、英語で膨大な量のリーディングをこなすこともファイナンスや統計の勉強も全てが新しい経験だった。でもこの経験を通じて、少しだけ勉強の仕方が分かってきた気がするので、来学期は更に多くを学び、吸収し、そしてクラスメートとシェアしたいと思う。


特にグループワークでは遠慮してしまったこともあったのであとから猛省した。もっともっと主張していくことが自分には必要だと感じる。日本での業務経験を通じて得た自分の感覚と沢山の顧客、先輩、後輩から学んだことをサンダーバードでもっともっとシェアしたい。そしてその考えに他国のクラスメートや教授からのフィードバックをもらうことでより「使える」知識に発展させていきたいと思う。



(Global Political Economyの学期末試験後。
例のTシャツを着てみんなではしゃいでる、の図)

2012/12/04

Marketingのプレゼン〜日本に対する理解について

今日、Global Marketingの授業でプレゼンを実施した。昨晩は緊張と準備でまともに睡眠が取れず、終わってからどっと疲れ出た。昼寝から起きて再び授業に向かうのが辛かった。笑


この授業で組んだグループは総勢8名。僕以外にアメリカ人4人(コンサル出身やアフリカでの復興事業会社出身などバックグラウンドは様々)、ブラジル人、ベトナム人、それにタイ人。僕達はLinkedInの日本進出に関するマーケティング戦略の変更を提案した。ざっくり言うと、アメリカとは商習慣も文化も違う日本において、如何にLinkedInはマーケティングを行うか?という内容。プレゼンが終わってから沢山のクラスメートから質問や意見をもらった。みんなから日本に対する興味をストレートにぶつけられて嬉しかった。


最近、よく感じる事がある。世界中の人達はまだまだ日本に関心があるし、尊敬もされていると。ケーススタディでも日本の会社の成功事例が頻繁に出てくるし、最近まで世界でGDPランキングは2位だった。こういった例だけを見ても、日本の国のサイズの(物理的な)小ささを考えると、もう奇跡としかいいようが無い。日本にいると当たり前のことに思えてたが、こちらに来てから客観視できるようになった。もう本当にあり得ないとしか言いようが無い。それ故、世界の人は日本のことが理解できないんだと思う。と、同時に自分自身も日本についての理解が浅い事に気づかされた。特に、なぜ日本はこれほどまでに経済成長を遂げることができたのか、を。


単に人材レベルが高かっただけなのか、
経営レベルが高かったのか、
はたまたマーケットが伸びていただけなのか、
官民の連携がうまくいったからなのか、
もしくはアメリカや世界機関の助けのお陰か。


グループでディスカッションしている時も、今回クラスメートからプレゼン終了後に質問された時も、文化面や人々の感覚を説明することはできた。でも、本質的な日本の「成長」に関する質問をされた時、回答に行き詰まった。僕自身、「わかったつもり」になっていたんだということに気づけた。日本の今後の成長を論じるのも大事だが、それと同等に過去についてももっと深く知ろうと思う。そしてクラスのみんなにも的確に「日本を説明する」ことが、サンダーにおける僕の役割のひとつでもあると思う。


※余談※
プレゼン中、同じく英語に問題のあるタイ人が、僕のパートの前に必死で話していた。その姿を見て、強烈にモチベートされた。彼女はグローバルな会計系コンサルファーム出身者。きっとプライドもあるだろう。本当はもっとスムーズに話したい筈。それでも、必死に立ち向かっている姿を見て、緊張しまくっていた僕も腹をくくる事ができた。目の前で話す彼女を見ながら、「アジア人の底力を見せつけようぜ!」と心の中で叫んでいた。笑

2012/11/21

インターンシップのオファーを獲得するまで

 MBAの授業が始まる一学期早々、日本人は就職活動を開始しなければならない。インターンシップという機会が来年夏に訪れるからだ。その為に11月に開催されるボストンキャリアフォーラムに参加し、企業の面接を受ける必要がある。


僕の場合、渡米前から「インターンシップをアメリカと日本で2つする」という目標を設定していた。一つはUSでMusic Industryを、もう一つは日本でGlobal Company(industryは問わず)。このうち後者について、自慢はできないが一定の結果を残す事ができた。今回はこの
日本でのインターンシップ獲得に関する経験を今後就活をする方の為にシェアしたい。僕が何を思い、どういった活動をしたか?ボストンキャリアフォーラムに臨む前に何をしたのか?を順に書いていこうと思う。


■渡米前

- キャリアをもう一度ゼロから考え始めていた。が、正直なところ自分が人生において何を成し遂げたいのか、何を成し遂げるべきかをイマイチ掴みきれていなかった。
- 取りあえず情報収集。MBA生を専門で扱う就職斡旋会社のセミナーや就職フェアに参加。開催は殆ど東京。大阪在住だった為、かなりの費用がかかった。
- 塾の先輩である現在UNCに通うIさんから「インターンシップ獲得に向けたガイダンス」を開いてもらう。細かい情報をシェアしてもらい留学後のイメージを掴むには最適な機会だった。
- その他MBA生のネットワーキングパーティで沢山の方と知り合い、就活に関する意識をシェアした。Top校の方達は皆頭が良く、モチベーションも高い人達が多かった。話をしているだけで刺激を受けたし、テンションが上がった。今でもこの輪は凄く大切で、大好きなコミュニティのひとつ。


■渡米後〜ボストンキャリアフォーラムまで

- Thunderのキャリアセンターの授業を履修。レジュメの書き方からインタビューでの想定質問など幅広くカバー。しかし内容がありきたりだった為、ここで多くを望むことを諦める。
- 一方で個別にサポートしてくれたキャリアセンターのCarlaには多くの相談に乗ってもらった。僕の長期のキャリアイメージに対し、的確なプランをアドバイスしてくれた。Thunderに私費で留学する人は彼女にコンタクトを取る事を強くオススメする。CMC Profile: Carla Schroeder
- Thunderの先輩(2年生)にレクチャーをしてもらった。ボストンキャリアフォーラムでの時間の使い方、準備の仕方、自身の経験を細かくシェアしてもらい、非常に参考になった。更に、個別にコンタクトをとって相談に乗ってもらった。先輩の手厚いサポートに感謝しっ放しだった。
- 受験時にお世話になった他スクールの先輩にもコンタクトを取り、就職の相談に乗ってもらった。Thunder以外の方の視点、既にMBAを卒業して働いている方の視点は生々しく、響く言葉が多かった。
-  Thunderの先輩日本人に大手の人事出身の方がおり、インタビュートレーニングをしてもらう。Tipsは機密事項の為ここでは書けないが、間違いなくこの先輩のサポートが無ければ内定を獲得できていなかったと思う。インタビュートレーニング自体は2回だったが、ここで「勝つインタビューとはどういうものか」を強く認識できた。
-  Thunderの先輩アメリカ人にこれまた日本の大手玩具メーカーの人事出身の方がおり、レジュメの添削、インタビュートレーニング(英語)をしてもらった。アメリカ人の人事の方の考え方や実際の面接の雰囲気などを味わうことができた。また、結構指導がハードだったので甘えを捨てて就活に臨むことができた。


ざっと書いたが、改めて如何に自分が周りの方から暑いサポートを受けていたかがわかる。感謝の二文字しか浮かばない。



渡米前、僕は自分のこれまでのキャリアに関し多少の自信があった(筈だった)。けれど、アメリカに来て以来、それも見事に打ち砕かれた。英語の出来なさと学業のハードさから完全に自信を喪失していた。インターンの就活も正直内定を取れるとは微塵も想像していなかった。しかし、上記のThunderの先輩二名とCarlaのお陰で自信を取り戻すことができた。みんな一様に「TakaにはTakaにしかないキャリア上の強みと専門性がある。だからもっと自信を持って就活に臨むべき。」と激励してくれた。お陰で、「別に失うもんなんかないし、思いっきり準備して、思いっきり自分をアピールして帰ってこよう」と開き直ることができた。


Thunderbirdは決してTOPスクールではない。でもThunderにしかないリソースがあるし、Thunderでしか出会う事ができなかった人達が沢山いる。その恩恵を受ける事ができただけでこの学校に来た価値は果てしなく大きいと思う。ボストンキャリアフォーラムの直前はまともに睡眠も取れずハードだったけど、このサポートを絶対に無駄にはできない、と踏ん張ることができた。
更にもう一名(ライバルであり、良き仲間であり、先輩?である人)からも貴重なアドバイスを受けた。彼女にも感謝しても仕切れない。


この就活を通して学んだ事は、differentiateの重要性。自分の強みを客観的に認識し、それを前面に押し出すことで徹底した差別化を図る事が大切だということ。自分が受けた恩恵とこの教えを生かしてアメリカでのインターンもなんとかGetしたい。日本人、純ドメ+業界経験無しの自分にとってはとてつもなくハードルが高い。従って相当の努力が必要になるが、諦めずに目標を達成したい。そしてお世話になった方々に恩返しができるよう、ビジネスマンとしても人間としてももっと成長していきたい。


2012/11/12

クラブ活動について

Thunderbirdでは多くのクラブが存在する。投資クラブやコンサルティングクラブといった専門的なものからサッカーやラグビーなどのスポーツ系、チャイナやラテンアメリカといった地域系クラブ等など。ちなみに僕は下記のクラブに登録している。1学期はインターンの就職活動と授業でてんやわんやで殆ど活動には参加できていないけど。。


・Thunderbird Entrepreneurship Network
(起業クラブ)
Society for Human Resource Management Student Chapter
(人材マネージメントのクラブ)
・Family Business Club
(家業を持ってる人が集まるクラブ)
・Japan Club
(日本文化を広めようぜってクラブ)
・Global Sounds
(バンドのクラブ。Partyなんかがあったら演奏する感じ)
・Soccer Club
(サッカークラブ。下手なのに入ってる。笑)


上記のうち今一番力をいれてるのはJapan Club。僕はEvent担当というポジションを割り当ててもらっている。仕事内容は、学期中に開催される各種イベントを仕切ったり準備したりする。あとFacebookのページを管理したり、更新したり。ちなみにページのリンクはこちら。クラブの目的としてはサンダーの学生とその家族に日本文化を広めて、できる限り日本の事を知ってもらおうというもの。大変だが結構やりがいがある。


あと今後の予定はRegional Nightでのパフォーマンス。Thunderでは一年に数回このRegional Nightというパーティがある。全世界の出し物を出しあって世界中の文化を堪能しようというもので、今年は来月に控えている。そこで日本っぽい出し物をする予定で、それを僕が全部仕切らせてもらうことになった。構成を考えて人数を集めてダンスの振り付けを決めて練習する。日本人だけでなく日本好きな外国人も集まる予定なので考えただけでぞっとするが(笑) せっかくもらったチャンスなので存分に生かしたい。何をやるか?はまだ書けないけどとりあえず僕は和太鼓を叩くためにフェニックス在住のプロの方に弟子入りすることになった。


Thunderbirdに来て痛感する事が「世界における日本のプレゼンス(存在感)」は圧倒的に落ちている。話の中心は今でも米国で、アジアといえば中国が引き合いに出される。正直悔しいし、もどかしい。が、簡単に諦める訳もなく、せめてまずはThunderbirdの中でも「おお日本人やるな~」というところをアピールしたい。ストリートダンスのクオリティでは負けるしやサルサは踊れないしラップもできないが、日本には誇るべき文化がある。そして宴会芸は日本人の十八番。故に実力の差を見せつけたいと虎視眈眈、勝機をうかがっている(笑)


(※写真は先月開催したお好み焼きパーティの模様。撮影者、僕。)

2012/11/05

授業での発言について

アメリカの大学院ではクラスへの貢献度が成績評価に直結する。Thunderbirdにおいても大体のクラスで20%~30%の割合がこのクラスへの貢献に割かれている。そしてこのクラスへの貢献、つまりは授業中の発言がインターナショナルの学生にとっては一番の関門になる。今回はこの点について振り返りたい。


まず今の状態を例えると、英語というOSを組み込みながら同時に新しいアカデミックな知識というアプリケーションを積むことにトライしている、と言える。どちらか一方でも僕にとっては大変なことなのに、それを同時に実現しようとしているから、もはや無茶である(笑) 加えて教授もインディアンアクセントのある人からモゴモゴしゃべる人まで多岐に渡る。更に、授業中にNativeの学生とアクセントを持ったインド人がガンガン発言するので、議論についていくのが物凄くchallenging。最初のころは議論についていけ無さ過ぎて泣きかけたこともあった(これは実話である。笑) まぁでもそのうちなんとかなるやろうと思っていたけど、それが対策なしではなんともならないことが最近解った。具体的な対策を経験を交えて書いていきたい。

1、一も二にもとにかく準備
一度にOSとアプリの双方に負荷をかけると僕のCPU(脳みそ)はフリーズしてしまうので、どちらか一方の負担を最大限に軽くしないといけない。要は、短期間で英語(特にListening)が上達することはあり得ないので、授業の準備をして少しでも事前に知識を頭に入れて臨むことが必須。あと、ケースについては読んで事前に答えを用意して、授業に行く前にブツブツつぶやいて記憶してから臨む。そうすると、不思議なことにチャンスが訪れる。「きたー!ここが出番や!」という瞬間が訪れる。あとはそこをキャッチできるか否かが鍵。授業でこの瞬間を捉えた時の爽快感は言うまでもないし、逃した時の虚無感は本当に耐えがたい。

あと最近気づいたことは、+αの意見を用意しておくことが重要だと思う。例えば、教授が質問してくるであろうことをある程度予想して、それに対する意見+アジア人・日本人からの視点を交える、等。これはまだ100%実践できていないので今後の課題。

2、マインドセットを入れ換える
前回のグループプロジェクトに関するポストでも書いたが、やはりメンタルの問題が影響する。少しでもビビったら手が挙げれなくなる。そして躊躇すれば話題が次に移っているのでもうチャンスは二度とやってこない。「教授が求めてる答えと違ったらどうしよう」「クラスメイトに、あいつの意見はレベルが低いなと思われたらどうしよう」など、自問自答した瞬間にもう機会を逸している。

1学期の前半は何度これで失敗したか分からない。相当悩んだし、このままだとダメだと強烈に自省した。結果、これまでの自分のスタイルを全部否定しようと思った。完全にマインドセットを変えて授業に臨むことに決めた。「この授業に関しては自分が一番準備した。そして業務経験もある。だから自分がこの授業は引っ張っていく」くらいの気持ちで臨んでいる。というかそれ位の気持ちで臨んでやっと1回か2回発言できるかどうかなので、自分にとっては丁度いい。

そしてもう「この意見が別に流れを汲んでいようがいまいが知ったこっちゃない」と思うようにしているし、「別に間違ったところで死ぬわけじゃないし、ある意味どうでもいいや」と開き直るようにした。このマインドセットの入れ換えが最近、物凄くプラスに働きだしている。

3、発言+集中し易い環境を作る
ちょっとした工夫だが、授業は一番前か二列目に座る。なぜか?後ろの方に座ってしまうとみんなの顔が見えてしまうので緊張感が高まる。且つ、誰も手を挙げていない状態では自分が先頭を切りにくくなる。それを防ぐために必ず二列目より前に座るようにしている。そうすることで、余計なプレッシャーを感じることなく、手を挙げやすい環境を作る。更にあたかも教授が自分に問いかけてるかの如く感じれるように、授業に集中できる環境も生み出せる。


以上。今後もこの点は改善を重ねていきたい。この前はマーケティングのクラスで発言したところ、授業の後でクラスメート数人から声をかけられた。「あの発言、イケてたな」みたいなことを言われて、嬉しかったと同時に、やはりみんな誰が発言してるのかよく見てるなと感じた。こうした日々の積み重ねによって、徐々に信頼を獲得していきたいし、日本人代表としてもっと外国人に認められなければいけないと思っている。

2012/10/24

1学期中間までを振り返る


1学期の丁度半分が終了した。1週間前にMid-termの試験が終わり、その日のうちにアリゾナを発ち、ボストンに向かいキャリアフォーラムに参加した。ボストンの後は、ニューヨークに移り、今までの鬱憤を発散するかのごとく(笑)3日間遊び抜いた。そして今、アリゾナに帰る飛行機の中でこれを書いている。今日はMid-termまでの学校生活を振り返りたい。

まずはざっと履修した授業の振り返から。

-       Ethics and Governance
ビジネス倫理学を学ぶ。ケーススタディを通してビジネスにおける様々な意思決定、行動を如何に倫理に基づきながら実行するか、を学ぶ(更にこの「倫理」とは何か、を考える)。個人的には非常におもしろく学びを得た科目。特に異なるステークホルダー(利害関係者)を書き出し、自分が倫理に基づくある行動(例えば、誰かの悪しき行動を上司に口外する、等)に出た時に、+ −のどちらの作用が働くかを分析し、その分析結果を踏まえて自分の行動の質を更に向上させることができるか否か、学ぶ。このフレームワークはとても実践的であるという印象を持った。

-       Data Analysis
文字通り、データ分析。日本で言うところの統計学。それ以上でもそれ以下でもない。大学時代に履修していた筈だが内容は見事に全て忘れていた。拠って苦しんだ。苦笑 更に教授がインド人の女性でインディアンアクセントが強く、極端な早口であったため、付いていくのがやっとだった。ただ、なんとか中間試験までには、数学の得意な中国人の友達に教えてもらってキャッチアップすることができた。心優しき友達に感謝。

-       Multi Cultural Communication
この授業は非常に面白かった。グローバル市場におけるリーダーとしてのマインドセットはどうあるべきか?を毎回ケースを用いて議論する。サンダーバードの特徴である「グローバル」というキーワードについて毎回みんなで徹底的に議論した。また、グローバルとは何かを考えれば考える程、「そもそも日本はどうなのか?」という問いに対する答えを同時に考えさせられた。この授業の教授は僕にグローバルな視点だけではなく、日本を省みる視点を与えてくれた。まだまだ理解できていないと思うけど、今現在はグローバルマインドセットとは「柔軟性」であり「自分の中の先入観に気づくこと」だと思っている。

-       Competing Through People
クラスのタイトルがよく分からないが(笑)実際は組織マネジメント論+リーダーシップ論の基礎。この授業は多くの挫折と学びを授けてくれた。「如何に周りに貢献するか」を嫌というほど考えさせられたし、悩んだ。チームでのケース分析、レポート執筆、プレゼンが課せられ、満足に貢献できずにへこみまくった。この点については別途、以下に書きたいのでここでは詳細割愛。

-       Accounting
会計学。ベースが無かった自分にとっては一番辛い授業だった。更に追い打ちをかけて教授のteaching styleに最後まで馴染めなかった。基礎を飛ばしていきなり発展から始めるなど、会計士の友達に言わせればかなり無茶な感じ、とのこと。笑 拠って、正直会計の基礎が身に付いたという実感が全くない。(単にテストを切り抜けただけ、という感じ)1学期の後半は会計学が無いため、自分でゼロから勉強し直す予定。

-       Career Development
キャリアセンターから就職活動に向けた考え方やスキルを教わるクラス。このクラスは進むスピードが遅かったため(日本人はボストンキャリアフォーラムに参加する為、アメリカ人よりも早く準備する為、皆そう感じるとのこと)、僕は個別にセンターのスタッフにカウンセリングをお願いした。サンダーでは生徒一人一人に対しキャリア専門のスタッフがカウンセラーとしてサポートしてくれる。僕のカウンセラーはCarlaというグローバル企業の元人事経験者で非常に知見が広く、貴重なアドバイスをくれる。本当にお世話になっている。

-       Global Political Economy
グローバル経済の変遷を学ぶ。現代経済史をイデオロギーや経済情勢を絡めて考える授業。とても多くの学びを得た。IMFの機能や今の経済情勢を形作っている要素や背景など。教授の説明がとにかく分かり易い+人柄がとても魅力的で流石はサンダーにおける看板教師の一人。しかしこの授業、テスト範囲があり得ない程広く、リーディングの量が尋常ではなかった。ネイティブの学生も外国人同様に、テスト前は死にかけていた。笑


次にラーニングチーム(グループ)における試行錯誤を綴りたい。


前述のCompeting Through Peopleにおけるチームプロジェクトについて。まずチームメイトは僕を除いて5人でアメリカ人3人、エジプト人、キルギスタン人。僕以外、英語に全く問題がなかった為、議論のスピードがめちゃくちゃ早かった。ペーパーのライティングもネイティブの表現ばかりなので僕の出る幕が無い。残りの望みはプレゼン!ということで、パワーポイントが得意な僕は「ここだ!」と思いきや、最近登場したPreziというソフトを使用した為、これも実力を発揮できず。このチームにおいては本当に悩んだし、貢献できないのは英語ができないからなのか、そもそも実力や経験がないのか分からなくなり苦しかった。とはいえ、最終的にはある学びを得たので、それについて記したい。


「自分の意見は自信を持って発言する」ことが何よりも大切
至極当たり前だけど、このマインドセットが重要だと思う。なぜなら、アメリカ人の多くはビジネス経験が浅い(大体3年位)拠って僕たちが普通に知っていることも知らない、というケースが頻発するからだ。例えば僕たちが扱った組織のリストラに関するケースにおいて、リストラ後に如何に組織をマネージするか、を議論していた時、みんなめちゃくちゃ細部に拘っていた。そこで僕が「まずKPIを設定して、その指標を全員で追えば目標が統一されるんじゃないか?」と言った。すると皆「Taka、KPIって何すか?」と聞いてきた。かなり驚いたけど、異なるバックグラウンドの人たちと議論するってこうゆう事なのかと目から鱗だった。更に、プレゼンの論理構成を議論していた時も、僕が微修正すると「Takaのお陰でプレゼンをしていて心地よくなった。話し易くなった」を言ってくれた。具体例を上げればキリがないけど、こうゆうことは頻繁に起こった。同時に僕自身も知らないことを沢山教わったし、新しい発見もあった。

この経験を通じて、
チームメイトの誰かが重要だと感じる事はチームのみんなにとっても意味のあることだ。
ということに気づかされた。拠って、自分の意見を躊躇っていては、チームに対する貢献が減るだけではなくチームのパフォーマンス全体に影響する、ということを痛感した。

拠って、あとは自分の英語力を卑下することなくSpeak Outできるかどうか、更にはうまく説明し相手に伝える為に、その手段を工夫できるか否か(準備のレベルを上げれることができるか)にかかっていると思う。

この学びから、次の学期では恐れることなく自分の意見をしっかり伝えた上で、チームとしてのパフォーマンスを上げ、更には自分自身のラーニングスタイルをゼロからもう一度構築していきたいと思う。

次回は授業中における発言について書きたいと思う。




2012/09/16

Entrance Ceremony - Foundation Week

Pre-MBAが終了し、その翌日から本格的にMBA生活が始まった。前回のBlogから1ヶ月、目紛しく毎日が過ぎて行く。今日からこの1ヶ月間を駆け足で振り返っていきたいと思う。まずは入学式とFoundation Weekから書いていきたい。


■入学式

インターナショナルの学生、更にNativeの学生と世界中から集まったサンダーバードの学生が一同に会し入学式が行われた。式では各国から1名が代表者となりショートスピーチを行った。日本からは同じPre-MBAから参加したRisaが素敵なスピーチを決めてくれた。更に会の終わりにはサンダーのPresidentから熱いスピーチがあり、少し感動して泣きそうになった。それを聞きつつ「あ〜いよいよ始まるな」とこれから始まるMBA生活にひたすら胸を躍らせた。この後、僕を待ち受けている過酷な現実を知らずに。苦笑


■Foundation Week


サンダーではMBAが始まる最初の1週間を「Foundation Week」と名付け、MBAに備えるためのプログラムが敷かれている。これがもう無茶。笑 朝8時から夕方7時頃までレクチャーがあり、その後でケースリーディングの宿題、更に飲み会とぎっしり。。更に特筆すべきは、Nativeの学生が加わった事、そして新しく加わったインターナショナルの学生もほぼみんな英語がペラペラな事。従って英語にハンディのある学生にはとにかくキツい一週間となる。クラスでのディスカッションがわからない(とにかくみんなしゃべるのがめちゃくちゃ早い&スラングを使いまくるので意味不明w)、クラスのリーダーが何しゃべってるか全くわからない(リーダーはインド人でインディアンアクセントがキツい。英語に聞こえないw)、交渉のシミュレーションではほぼ議論についていけない、とゆう現実。毎日自信を失くし、神経をすり減らして部屋に帰っていた。自己嫌悪とゆうか悔しさとゆうか、よくわからない感情と毎日格闘しなくてはいけなかった。

でも、唯一救いだったのはサンダーの学生がみんなオープンマインドで、本当にフレンドリーだったこと。米国でよく言われる「差別」を全く感じないこと。それが唯一の救いだった。朝まで練習した自己PRではみんなが笑ってくれたし、プレゼンでは「Taka, Good Job!」と褒めてくれた。Nativeの学生もInternationalの学生も全く差別意識を持っていない。特に僕がアサインされたクラス(ちなみにクラスの名前はタランチュラw)は極めてみんな仲が良いと思う。下記がクラス全員の集合写真。最高の仲間に恵まれた。


ちなみにFoundation Weekの最後に[Thunder Olympic]という運動会プログラムがあった。1週間でたまったストレスを発散すべくみんな真剣に優勝を狙って走ったり飛んだり水を被ったりした。めちゃくちゃ楽しい一時だった。

各クラスが全員で声を合わせ、みんなで作った歌を歌い合う。日本の応援合戦のようなものがあり、うちのクラスはクモをイメージしてなんとも個性的な歌を作った。Woo Haah, Tarantulas!!!

そして途中、クラスの一人が「Taka、なんでもいいから日本のダンスやって盛り上げてくれ!」と無茶振り。笑 何も思いつかなかったので咄嗟に阿波踊りを踊った。かけ声は適当に「So I Yah」にした。笑 それが妙に受けてOlympic中おそらく4,5回は踊らされた。笑 みんな爆笑しながら手拍子してくれた。極めつけは大会の表彰式+立食パーティでクラスのタイ人の女の子と「やっと終わったな〜」と話していたら「おいTaka!何やってんだ、お前を探してたんやぞ」と強制的に壇上に上げられて、また踊らされた。クラス全員がそれに呼応してもはやカオス状態だった。笑 下記はその時の様子。


(その後の集合写真ではみんなでSo I Yahポーズ。みんな微妙に間違ってるw)

この日は夜中までみんなでパブで飲んだ。とゆうか飲まされた。笑 そしてまた踊らされた。笑 Foundation Weekは本当にキツかったし、何度も自信を失ったけど素敵なクラスメートと仲良くなれた。そしてみんなに励まされ、諦めずにMBA生活をがんばっていこうと強く思えた。

2012/08/16

ある一日の流れ



アリゾナはついに真夏日到来。46度を超える猛暑。毎日平均6本〜8本くらいミネラルウォーターを消費する日々。アリゾナに来てから如何に人間とって水分が大事かを実感した(笑)今日はある一日の流れを書いてみる。


6:30
毎朝だいたいこれ位の時間帯に起床。そこからUSで流行ってる音楽をバックに流しつつ、メールチェック。そして朝食を食べてから、(大体シリアル+フルーツ。アメリカはフルーツが格安。バナナが一房40円。笑)学校に向かう。今はキャンパス内にあるdormに住んでいるので教室までは徒歩3分。

8:00- 9:00
Academic and Business Writing
文字通りライティングのクラス。paraphrase(言い換え)やcitation(引用)について何度も練習する地味な授業。日本で学んでいたような文法に根ざしたものではなく、どちらかというとNativeの感覚を学ぶ内容。表現の仕方、コロケーション等。とりわけ今はFinal PresentationPRE MBAの総仕上げにグループでプレゼンを教授陣の前で行う)のドラフトを作っており、それについて教授から意見、修正をもらう。

9:00-10:10
Business Listening and Conversational
この授業の先生はとてもキャラ立ちしており、その為かいつも盛り上がる。今日はNegotiation(交渉)が題材でリスニング、ディクテーション(書き取り)をした後、実際に交渉ゲームを行った。2チームに分かれ、それぞれがアメリカのギター製造会社、ギター販売店を演じる。残念ながら双方とも譲らず(というかみんな我が強いw)結果、交渉は決裂。

10:30-11:40
Presentation Skill
この授業の先生はイタリア系のバックグランドを持つおばちゃんなのだが、非常に人格に優れていて、とても愛らしい。そして宿題も多い。笑 更になぜか僕にいつも絡んでくる。笑 今日も教室に入るなり「Taka、免許書はもう取ったの?アリゾナでは車が必須だから早くとりなさい。そして私を送り迎えしてよ」と。なんでやねん、と。笑 そもそも免許なんて取りにいく時間なんてないのである。。 話を戻して、僕は個人的にプレゼンが大の苦手なのでこの授業は非常に有意義。これまでもプレゼンを何回も課され、その度に練習、実演。そして先生だけではなくクラスメートからも意見をもらう。「Taka、もっと自信を持て。何言ってるかわからへん。論理的に話した方がいい。」はい。。がんばります。。僕は以前から少人数は得意なのだが一度に大勢の前で話すのは苦手。ゆえに先生に質問しまくって練習して克服しようと試みている。

11:40-12:40
Lunch Break
ようやく昼休み。いつも学食(Thunderbird Commons)で食べる。値段設定は高め。大体いつも8ドルくらいかかる。味も正直イマイチ。笑 僕は大体サラダを大量に食べて、昼間に必要な野菜を一気に摂るようにしている。

12:40-13:40
American Culture
昼を過ぎ、通常ではここから眠くなる時間帯だが全くそんな事はない。この授業が個人的に凄くおもしろいからだ。先生はネイティブの女性で文化人類学の博士号を持っている。授業の内容は「アメリカの文化を理解しましょう」っていうものだが、毎回僕を含め何人かが質問しまくるのでいつも話題がテキストの域を超える。今日はちなみにアメリカでのタブーである人種問題や差別に関する内容に切り込んだ。さすがに雰囲気は重かった。しかしこの前は「アメリカ人(特に白人)をデートに誘ったときに絶対に心得ておかないといけないこととマナー」について学んだ。これには男性陣が前のめりになって食いついていた。笑 更にこの先生の英語は群を抜いて綺麗。よって授業中、常にノートを開き先生が言ったおしゃれな表現をメモしまくっている。

13:50-14:50
Pronunciation
Nativeの発音を授業中なんども口ずさみ、体得していく内容。先生はベトナム戦争も経験した初老人。でもいつもケラケラ笑っていてエネルギーに満ちている。個人的にこの授業には不満がある(というかアジア人の発音矯正をNativeがするのはかなり困難だと思う)のだが、そこは割り切って、授業でもできるだけ声に出して発音を覚えるように心がけている。尤も、肝心の発音矯正対策はプレゼンの先生から教えてもらった方法を実行に移そうと思っていて、それについてはまた別の機会に書こうと思う。


15:00-16:00
Case Studies
この授業の教授はPre-MBAのコースを纏めている教授。とにかく頭の回転がめちゃくちゃ早い。更にキャラも強烈。平日はサンダーで教えた後、フェニックスの企業をコンサルしたり、MBA受験生の家庭教師をし、休日はもっぱらサーフィン。海好きな僕らはすぐに仲が良くなり、その為かいつも僕に波の状況を詳細に伝えてくる。そしていつもキツい冗談を言う。この前も会計のテストがあった時、「このテスト、少し難しいから、自信がない奴は名前の欄にTakaって書いて出せ」と。なんでやねん!と。(笑)この授業では既にマーケティングやリストラクチャリングのケースを学んだ。毎回、頭がちぎれるほど考えて、自分なりの回答を答える。最新のケースがこれまた非常におもしろかった。かい摘んで書くと、「あるドイツにある大きなグループ(ビール製造)の子会社のCEO(ケラーという男性)が親会社のCEOから約1ヶ月の休暇をもらい、スイスで家族と余暇を過ごしている。その後、ケラーはブラジルに飛び、他のグループ会社を手伝った後にウクライナにある自分の会社に戻る。そこでケラーは以前から頭を悩ませるある問題にぶち当たる。(自分より年上の部下と方針が合わず、関係が崩れていて、将来的なビールの売り上げにも影響が出そう) そこで、彼を首にするか、組織再編するか、彼をトレーニングして戦力化するかいずれかの答えを考えて議論しよう」というもの。僕らはグループに分かれてそれぞれの意見をぶつけ合う。そして教授や相手チームから反論を受けて、それに対してまた反論する。そういったやり取りを終えた後、ふと教授が一言。「そもそもケラーはなぜ1ヶ月も休みをもらえたのか?」「このケースはケラーとその部下との関係を考えるものだけではない。だってもしケラーがいない1ヶ月の間、会社がうまく回っていたら、親会社のトップとしてはケラーを子会社のCEOに据えておく必要がないよね?ケースは常に一歩下がって、より大きな視点で捉えることが大事やで」と。これにはクラス全員が「お〜ほんまや。」と唸りを上げていた。毎回、こういったサプライズを用意する。この授業では本当に多くを学んでいる。


以上で授業は終了。この後はグループで課題を出されているので大体ミーティングをこなす。更に宿題が他にもあり、Final Presentationに向けた練習もありと本当に「これってPre-MBA?本番はもっと忙しいのか?」と疑いたくなるけど、それもまぁ楽しんでいる。たまにみんなで飲んでストレス発散しながら。その課外活動(笑)についてはまた別の機会に書こうと思う。さて、今からまた宿題をやろう。と思っていたら友達から電話。「今パブで明日から中国に行く2年生を激励するパーティをやってるからすぐに来て」と。ただいまこちら23時。みんな、どんだけタフやねん。。。苦笑




(写真:プレMBAの友達と2週間ぶりに街にディナーに行ったとき。みんなハシャギ過ぎ。笑)