2013/08/29

日本への帰国、そしてインターンシップを経験して

ケニアでのプログラムを終えた後、約2ヶ月半の間に日本に帰国していた。某米系ヘルスケア企業でのインターンシップが目的だった。


まず久々に帰った日本は素晴らしかった。ご飯は美味しく、治安は良く、人々のマナーは良く、海外から戻った日本はどこか平和な雰囲気にも包まれている感じがした。身の危険や外部からの危害を心配すること無く生活できるこの日本の環境は稀で、誇らしく感じた。


インターンでお世話になった会社はとても素晴らしい企業文化を持っていた。人々は皆口を揃えて、people are smart and niceと自らを評していたが正にその通りだった。仕事をしていて幸せだなとすら感じる環境があった。これはおそらく論理的ではなく直感的にそこで働く人々やカルチャーにフィットする感覚を持てたからだと思う。また一緒にインターンができた仲間も素晴らしく気持ちのいい人達ばかりだった。自分自身、わずか2ヶ月だけでもここまでフィットする組織に属せたのはラッキーだったとしか言いようがない。そして、そう感じることの要因となった周りの人々には感謝してもしきれない。


インターンでは実際のビジネスケースをプロジェクトとして任され、プロジェクトのリーダーとして会社が持つ課題を解決する提案を行った。企業情報の為プロジェクトの詳細は書けないが、一言でその感想を言うと「とてつもなくいい経験ができた」だと思う。実際のビジネスケースを扱うと自分のどこに課題があるのかが丸裸にされるため、それと向き合いながらprojectを進行させていくこのインターン過程は正直かなりchallengingだった(苦笑)


Global Companyでのprojectを成功させる為には様々なcapabilityが求められると思う。自分なりの解釈としては「あらゆる顧客・関係者と協業できる力(Interpersonal skill)」と「戦略的アプローチによる深い洞察力(Strategic & Analytical Thinking skill)」が必要不可欠だと思った。更にそれらの積がレベルの高いLeadershipを生む。更に提案をoutputするpresentation skillも大事だし、またこれら全てのskillのbaseには高いレベルのcommitmentとownershipが必須だ。


僕はこのインターンを通じてこれらのどの部分が自分の持つ僅かな強みで、そして今後どの部分を克服すべきかが客観的に捉える事ができた。また今後、それらの課題を如何に克服していくかのplanもしっかりと描くことができた。このplanを描く為にインターン先の社員の皆さんからもらったFeedbackの数々が多いに役に立った。


MBAの2年目はこの課題克服に時間を費やしていきたいと思う。Global Companyの第一線で活躍する方達のレベルは予想以上に高かったし、自分がまだそのレベルに達していないということもよく分かった。でもこの学びこそがインターンで得られた最大の成果だったのかも知れない。


数日前にアリゾナに戻り、今は新学期に備えている。2年目は自分自身のやりたいこと、すべき事に集中して、時間をうまく使っていきたいと思う。もう渡米してから早1年、自分を取り巻く環境がどんどん変わってきている。日本にいた頃はアメリカ→中国→ケニアを渡りながら勉強する事も想像できなかったし、外資系企業でインターンすることも想像していなかった。これからも自分が想像もしないチャンスが巡ってくるかも知れないと思うと本当にワクワクする。そしてそのチャンスを掴めるようにしっかりと準備をしていきたい。

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